katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

世田谷key俱楽部の担当者さん完成とユーミン邸へ

2015-09-02 06:28:42 | モザイク教室
今日は夏の子供教室でお世話になった世田谷key俱楽部の担当者さん教室。もうバックだけだし・・・と終わる気満々でいらっしゃったんだけど・・・。
始まって1時間後には、先生・・・・今日終わらないかも・・・・って急に弱気に・・・・。

最近こう言う話が良くあるんだけれど、簡単な話でね・・・・心理的な問題なのね。そもそも終わる気って言うのは、チョクチョク出て来る、気ってものの話なら、とても前向きな姿勢でいらした・・・・って事になるよね?それが1時間後には終わらないかも・・・・に変わる・・・。

一体この1時間にどんな事があったのか?まずやっている事は、バックである事。そして2色のタイルのクラッシュを隙間に入れている・・・こんな行為をしている・・・・それを1時間・・・・これがどんな事を意味するのか?・・・・これはきちんとした作品をやった事があれば簡単な話なんだけれどね。

要するに言葉は悪いがお花のような本体よりも、所詮バックじゃん・・・だから今までよりも簡単って心理が働いているって事なのね・・・実は。
それが証拠に今まではいつ終わるか?なんて言わなかった・・・けれど前回、後はバックって事になれば終わりますか?って終わりを気にした。

その時に俺も頑張れば終わると思いますよ・・・・と確かに言った。その言葉通りに結果的には終わった・・・・けれど、明らかにいらした時の気持ちと1時間後では起伏激しい事になったはずなのね。それが自分の判断で終わらせる・・・気持ちで来て、自分の判断で1時間で不安になった・・・。

もうバレーで言ったら一人時間差みたいなもの。勝手に思い込んで、また勝手に・・・って。だからこんな場合、言う事は1つで、あれ?終わるんじゃないの?まだ始まったばかり・・・・自分が弱気になったんじゃ終わるものも終わらないでしょ?・・・・まずは気持ち、気持ち。

こう言う心理は、打ちたい・・・って言う子がいて・・・打たせて下さい、あの玉なら打てそうなんで・・って言うので、それなら大丈夫だろう。じゃ打って来いって代打に出したら、打席に入って1球投げられたら・・・ベンチで見ていた玉と打席では見た感じが違う・・・・。何か打てないかも・・・。

こんな感じだと思うのね。つまり今までも体験を何度もやって知っていたはずなのね・・・つまり初めての打席で緊張感満載って訳では無いから、知らなかった・・・ではないし、あがっちゃった・・・って訳でも無い。アトリエには何度か来ているし、俺とも初めてでは無い。

なのに何故?それは上手くなっちゃったから・・・。それは体験の時って時間制限の中でやるのね。つまり本体にほぼ全力で後はバック・・・って作り方をしているのね。何故なら1日で完結だから・・・終わらせなきゃならないから。

しかしそれが今回の作品から1日じゃ終わらないって作り方をしている。それにより終わらせる事では無くて、美しさの追求。判断は全て美しいか?どうか?なのね。するとこんなグレードの本体が出来た。それは間違いなく今までとは違うグレードになった。

けれど、それはとても思ったよりも時間は掛かっていて、でも心の中では終わりたい・・・って気持ちはずっとあったはず。何故ならいつ終わるのかな?って果てしなく感じただろうから・・・。それが自己判断だけれど、後はバックなんだから・・・・終わるはず・・・だって後は隙間を埋めるだけ。

今までも先生は後はバック・・・って体験の時言ってたし・・・と後押しした事もあったし、今回も後はバックだから終わりますよね?って聞いたら、頑張れば終わるって言ってくれたし・・・・って気分になった途端、今までの本体の気持ちのような、作り方では無くて体験の気持ちに戻った。

そうね、月並みだけれど欲が出たんだろうね。これが吉と出れば前向きさに結果が伴い、逆も真なりならば、欲が満たされないかも・・・と後向きになった途端、終わらないなら慌てないで次回1回来れば終わるか・・・・自己判断をしようとしたのね。

そこで俺が一言、あれ?終わるんじゃ無かったの?ってあおったのね・・・・まっ、これが葉っぱ。ほら結果的には終わったじゃない?
取り組み方なのね。ここにどんな事が起こって、どんな気持ちで、どの程度のグレードで、そしてそうだとしたら終わるかな?・・・・ときちんと、

判断しようとすれば、何をどうすれば良いか?は1つ。つまり質問は・・・・いつもの帰りの時間は延ばせますか?って時間の延長だけ。
それと気持ちで負けない・・・って葉っぱを掛けて、時間を短縮する為に昼ごはんを買いに行って貰っている時に、ボンドの処理をする。

何しろ手際よく出来る環境を作って、更に気持ちよく出来るようにボンドを落とした作品を見せて、やる気に火を付ける事。ただそれだけ。
何しろ、テクニックは大きなスペースには小さいパーツを入れる事を意識して、小さい場所にはなるべく大きくを意識する事。

こんな事だけ。色は2色じゃ悩む程の事は起こらないし、これだけの本体のパーツを切る事が出来るんだから、技術には問題が無い。
ならば、問題は気と時間。それが良く言う、時間が解決・・・なんて言葉なのね。

悩む事は無いのに進まないって気分が終わらない・・・って気を生む。やる前はやる気満々だったのにね。だから心に喝。それでやる気になるのなら良いが、念には念・・・・それが美の心にも火を付ける。何しろ先を急ぐ人の作品はタイルがボンドだらけになっていたりする・・・。

だから美しくは見えない。これを綺麗にしてあげる事で、美しさを引き出す。そしてほら綺麗でしょ?って自分のやっている事に自信を持たせる。
それで自信が元通りになれば、終わる終わらないじゃなくて、コツコツ1箇所1箇所に向き合って、それを繰り返す事になる。

それがきちんと成立すれば、もういちいち一喜一憂しない。だから安定感が出る。そのペースが続くのなら?ここにこれだけの時間が掛かるのだから・・・と時間を割り出せるから、帰りたい時間を聞いた時に折り合いを付けるには、目地は俺でも良いですか?とか、自分でやりたいか?とか、

ご要望次第で、目地をするなら難しそうなパーツを切ってあげるとか、目地は俺でも良いなら、何しろ手元のボンドの世話やら、邪魔にならないように、こまめにボンド取りをしたり・・・・何しろ医療関係のドラマなら、俺は差し詰めベテラン看護士。

やらないのは汗を拭くくらいかな?あはははは。そんなこんなを解決すれば、こうして完成する。ただ6時間程度は掛かった感じだけれどね。
でも無事完成で何よりなのね。お疲れ様でした。きちんと自分と向き合った作品は体験の時とは違う事は判ったろうし、何か伝われば幸いなのね。

そんな中、1つイベントの問い合わせがあり、回答は数日後だけれど、もし決まると今月の話なんで下地作りが忙しくなる事を考えると、昨日のカメレオンも数点作るって考えよりも1点のみ・・・って考えていた方が良いかも・・・って話の中、ユーミンママから連絡が入る。



以前の作品の破損。そんな訳でこれから伺います・・・って事になり、支度をして1時間チョイで到着。まっ付いてしまえばやる事は大した事は無く、
そんな中、家族のみんなとお会いする事が出来て、尚且つ夕飯までご馳走になったのだけれど・・・・。

みんなに近況報告も出来て、ユーミンとも会えて・・・みんなkatsuさんが売れっ子になるのを待っている・・・って。旦那さんに言われたのは感激した。みんなが、大先生になったら強化ガラスでも入れないとならないな・・・とか、笑い声の中に包まれた。

正直、ここにはエントランスに3つ俺の作った作品があって、自宅にはユーミンの作品が3つある。こんな時に思うのは、俺の作品と向き合う時は、作家スイッチが入って、あの3つの作品に、今、お前どの程度の腕なの?・・・って言われている気になる。

その時に、やってるよっ・・・って言える作品でもやっていれば良いが、先生ばかりだと、何ぁぁぁんだ、やってないのか・・・って見下された気分になる。でもやっていたとしても、小物ではそれなの?って同じような気分になる。いずれにせよ、みんな期待してんのに・・・って話。

ただこれが先生katsuだと、ユーミンの頃は夏を独り占めみたいな感じだったが、今は慶應とか労作展とか、そう言うからみで来る人が増えて、いまだにユーミンや監督の作品はそう言う人達には先輩の凄い作品として君臨してくれているから、そう言う作品が作りたいって来てくれるんだ・・・って

報告が出来ると、先生katsuと作家katsuでは置かれた環境は変わって来る。そんな感じかな・・・・。いずれにせよ、そんな話1つでも、きちんと興味を持って聞いてくれるし、それをまたネタにみんなが笑ってくれて、早くそうならないかな・・・・って伝わって来る。

いずれにせよ、きちんと重い荷物をしょわせてくれるのね・・・はい期待しているからね・・・って。軽くは無いのね・・・それは。
有難いのね。帰り際も、みんなでお見送りまでして貰って・・・・いつか胸張ってここには来たいのね・・・。

そんなこんな話の中で、まぁみんな大きくなったって言うか、たくましくなったって言うか、お前ら巨人かっ・・・ってくらい4人に囲まれると、いじめられているおじさんって感じで、完全にオヤジ狩りにあっている人みたいなのね・・・。しかもたくましいと言うよりゴツイ。

何かアスリートなのね・・・俺の勝手なイメージなんだけれど、頭の良い人は痩せている・・・って感じとは全く正反対のもので、正直戸惑うが、何かそれはそれで面白い。大人は大きな変化は無いが、子供って言うのは大きくなる・・・って言うのは身の回りの子供達で経験はしていたが、

アスリートって感じの男の子はいないので、あぁ凄いわ・・・マッチョだわ・・・って。おっとあんまり言うと、そっち系って思われちゃうので、やめて置くが、完全に女の子が好きですぅ・・・・。あはははは。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする