katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

亀有カルチャ-とオ-ドリ-教室

2013-02-10 06:44:06 | モザイク教室
今日もオ-ドリ-同行での教室、生徒さんは3人なんだけれどね・・・・でも、内容は、


これが体験教室をやって、本講座に入った初めての作品・・・・となれば、教える側と
しても、そう簡単じゃない事なのね。

でも、これが・・・へぇぇぇ・・・・と思う事があって、オ-ドリ-がほぼこの犬の方を
担当してくれたんだけど、お教室の中で、これ弟子なんですけど、犬を作った事は

無いんですが、結構上手く教えるでしょ?・・・って言うと、えっ?・・・ってみんな。
・・・ビックリだと思うのね。何もかも・・・。

だって、生徒さんからすれば、えっ?そんな人が教える側に・・・と思ったって不思議
じゃないし、えっ?それなのに、初めての人がこんなに作っちゃうの?と、

リピ-タ-さん達が思っても不思議でも無い。色々とご意見はある事であろう。
けれど、実際に聞いている声の中には、3人なのに2人の先生なんて豪華です・・・とも、

言って貰っている。何しろ大事なのは、いらして下さる人の結果がすべて。
何か魅力ってもんが無いと、継続ってのは中々出来るもんじゃない・・・と考えるから。

それがね、帰りにオ-ドリ-にやるじゃん・・・って言うと、あの下地やパ-ツは鉄板だから、何も起こりませんよ・・・だって。・・・・何とも頼もしい話である。

確かにその通りで、このスタイルで外した作品を観た事が無いのね。

それはそうと、話を戻して、いずれにせよ、初日なのだから、切る、張るって言う、
基本の話で、リピ-タ-さんとなると、そうは行かない・・・でしょ?

だってね折角来ているんだから、目に見える進歩が欲しいじゃない?つまり結果・・・
すると、リピ-タ-さんの1人が、こんな仕上がりにしたい・・・・とラフ画を描いて来て

そのパ-ツの中にハ-トがあって・・・


そりゃ、きちんと教えないと2時間の教室では、1枚も切れずに終わる・・・なんて事も
あり得るのね・・・モザイクをやった事無い人には信じられないだろうけど・・・

そんな訳でこんな事になる。


あはははは、何だこりゃ?一体何を教えてんの?って声が聞こえそうなんだけれど、
アトリエだったら結構あるんだけれど・・・・

教えてて、文字がいっぱいになって来て・・・・自分で恥ずかしくなって来て・・・
これでエロい事言ったら、ケ-シ-高峰みたいぃぃ・・・って照れ隠ししたけれど、

何か先生って凄い事やってたんだなぁ・・・と思うのね、今となっては・・・。
何とも恥ずかしい光景だわっ。だって、もう少し図としても、ひらがなってのも、

是正出来るんじゃないの?とか聞こえてきそうなんだもの・・・・ねっ。
ただ、結構内容は伝わるのね・・・結構。

例えば、この方ハ-トの切り方を教えると、1枚目に成功するんだけれど、2枚目から
6枚目まで連続失敗するのね・・・・そこで確認しましょう・・・となる。



この図で言えば、1枚目に成功したけれど、2枚目は後少しで失敗、3.4.5枚目は問題外
だったらしく・・・・6枚目には勇気が無くなって、俺にもう一度聞く・・・・

こうだったですよね・・・じゃ段々出来無くなっちゃった事になりますね?・・・でも、
逆に最初の1枚目は切れなくて良かったのに、切れた事で出来るかも・・・って

思えたりしていての・・・スタ-トだったりしたら、簡単じゃんとは思わなくても、
それ程じゃないのかな?・・・って不安の中でのびひりかも知れないし・・・・

いずれにせよ、誰だって続けて3回も失敗すればへこむ。けれど、今日初めて切った
ハ-トが出来なかっただけなんだから、出来たらラッキ-なんだ・・・でしょ?

成功よりも失敗多くて万歳。その位で丁度良い。そこで考え方を変えて貰ってからの・・
技術の確認。刃の入れ具合、左手のタイルの持ち方、・・・・そして、それでも

上手く行かなかったら・・・・深追いせず、もう一度花に戻って見て。
すると、花は簡単だ・・・上手く行く・・・結果が出る・・・そうなるはずだから。

すると・・・・本当ですぅぅ・・・・花は簡単です・・・となる。
そう、これで自信を取り戻した・・・出来る、出来るよ、出来る・・・それでね、

出来なかったとしても、難しい事にチャレンジしているんだから・・・と思う事。
その繰り返しをする事。その難しい失敗をした事で、以前の花のパ-ツは簡単だ・・・と

言えるようになった訳で。まっ、子育てみたいな感覚だと思って貰えば判り易い。
初めての子だから、右も左も判らずに・・・とおどおどした育て方だったとしたら?

2人目に、まっこんなもんか・・・と慣れてみたりする事もあるし、2人目もそのままかも
知れないし、少なくとも1人目が実践として体験出来ている上での経験値としての、

基準なんてもんが出来たりする。逆にしっかりと学校とかで知識から入ってからの、
1人目だったりすると、確かに経験者からの知識は実践のような話ではあるが、

聞くと、やるとでは全く違ったりもするものだったりもする。勿論、知識ありで、
無かったより良かったって人もいるし、条件が揃わなかったから知識が役に立たない

場合だってある。だから、モザイクだって同じで、握力だって腕力だって体重だって
根気だって、各々違うし、同じ人だって、来たばかりではエネルギ-満タンであっても、

変える頃にはヘトヘト・・・なんて事もある。当然後半は根気も握力も低下する・・・
そこをどう立て直せるか?・・・・そんな環境作りが先生って言う人の役目になる。

そんな事なんかありきでの、大事なのは思い込まない。この場合の思い込まないって
言うのは、出来たら出来たで簡単じゃん・・・って思い込まないって事だし、

出来なきゃ出来ないで、難しい・・・出来ないぃぃ・・・って思い込まない。
思い込ませないとならないのは、大丈夫出来るって・・・その内にね・・・って事。

それにはそうなる為の根拠の説明。あっそうか・・・って確認して是正出来れば、
確実に今までやって来た自分が力になる。それがこの人の場合、花は簡単になった・・・

って発言。前回までは何とかやっていた・・・そんな感じだったのにね。
いずれにせよ、そうなる為には結果として言われたようにやってたら出来た・・・・

をまず信用に変えて、御餅つきのように、やって行く事で結果の積み重ね。
そしていつか、1人で作れるように・・・教わらなくても・・・・それが本来の指導。

とは言え、もう少しホワイトボ-ドの使いっぷりを上手くしたいものだね・・・俺。



そしてもう1人。ここはもうコロでクラッシュのバック。だから、時間が解決する場所に
入っている・・・そんな状況。だから進行具合から言っても、少し難易度を上げて

グレ-ドアップをする事と進み具合を引き換えにするべき・・・と考えて、注意事項を
増やす事にした。この方に大事なのは、きちんと・・・では無く、ル-ズに。

磨き残しオッケ-。ゴシゴシ擦らない。流すだけ。走らなくても歩いても良し。
イチ、ニ、サン、しぃぃぃぃぃって来てぇぇぇのゴだったりなんかしてぇぇぇの・・・

って感じ?・・・・・きっとこれらの表現すべてが意識をしないと出来ない人だと
思われるのね。つまり極端に言えば、本の整理整頓は数字順、高さ、厚みを自然に

合わせられる。教室の机は言われなくても、右左、縦横すべてがきちんと整列させる。
意識せず・・・・これらは普通意識しても出来ない人もいるのに、本来は力となるもの。

ただいつも言うように、良い事と悪い事は背中合わせ。つまり無意識でやれるのなら、
それはその人にとっての普通。つまり逆にあるものにはならないのである。

そうランダムって事ね・・・このランダムって言うのも武器なのね・・・可愛さって
言うのにはね。いかにル-ズに見えない程度に、ル-ズに見せるか・・・それが、

この方に大事なテクニックなのね。けれど意識しないと、きちんとしてしまう・・・
けれど、きちんとしているつもりが無いのに、きちんとは意識せずなってしまう・・・

嫌、もしかしたら、きちんとしようとしてやっているのかも知れない・・・いずれにせよ
足りないものは、自分が意識して納得出来るル-ズさを手に入れる事なのね。

それが出来るようになると、かなりグレ-ドが上がって来るはずなのね。
何しろ丁寧な仕上がりなのだから。

こうやって確かに3人かも知れないけれど、みんな違う作品に取り組んでいるので、
人それぞれの指導になるから、たった2時間では回り切れないのね。

オリジナル教室ってだから大変なのね。

その後、タイルを頼まれていたのでアイフルさんの家へ届けに行く。


オ-ドリ-は初めて観るらしく、実際の大きさの迫力に凄いぃぃって言ってたのね。
確かに大きさもだけれど、今の生徒さん作品のグレ-ドの良さと比較しても、

この階段は見劣りしないくらいの出来栄えなのである。ぺきぺき作品としては、
まだまだ存在感を見せ付ける・・・そんなグレ-ドでもある。

そうそう階段上の壁画も着々と進んでいるようなのね。

とそんなこんなのアトリエへ戻ってオ-ドリ-教室。


まっ特に問題は無いのね。本人もどちらかと言うと、金魚の方が難しい・・・って
思っているらしいので、それじゃ今日のお礼に、ほぼ失敗無しのウロコの切り方を

教えようかね・・・・結構、目からウロコだったんだから・・・俺も出来た時に・・・
って教えると、・・・どうしてもっと早く教えてくれないんですかぁ?って。

ばかちぃぃぃん、俺だってやっているうちに探したのね・・・判っていたら、俺だって
とっくにやっているし、生徒さんや弟子には教えないなんてケチなまねはしないよぉ。

って言うと、そっか・・・って笑ってた。全く大物だわっ。

そんな教室だから、俺にも余裕があるから、ちょこっとやらせて貰ったのね・・・・


タピオカの地金。


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