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katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

アイフルさんの階段モザイク終了

2006-12-19 21:54:33 | 世界遺産をみんなでつくろ!
終ったのね。 工程的には、昨日の仮釘はずして、目地の仕方を上1段やって見せて
後は本人にぬってもらい、俺が洗って行くの繰り返し。

半分くらいから、調子出てきたけれど、最初はこぼしてみたり、中々進まない。
手を出すのは簡単なんだけれど、根本的には自分でやる。

これはあくまで彼女の作品なのだから・・・アシストのみ。

いつもは、30cmくらいの作品だったから、何と無く仕上がるのね。
ここんところはご理解されたし。

切る、張る、これは見なくても良くなって来ていたから、ここまではほぼ完璧。
しかしながら、目地・・・これはウチの生徒さん全員に当てはまる。

つまり切る。これは毎回狙って切るくらいになった。 しかし次の段階で、
ピンセットを使えるか?どうかに掛かってくる。

切るのが10とする。 ピンセットで張ったのが2回、8回は手で張った・・・これでは、
切る事が巧くなって細かくなれば、バランスが取れないのね。

んでこれをクリア-になったとしても、今度は目地。 張り終わった作品の掛かった
時間と目地の時間のバランス・・・目地があっと言う間に終ったとしたら・・・

ほらね。 つまり張る巧さと目地の巧さのバランスが悪いのね・・・
増してここまで大きくなるとこりゃ厄介。更に、

ウチの体験してくれた方なら、目地の前の作品のボンド落としは知っているでしょ?
これがモザイクの生命線。 これはタイル屋でも同じ。

御自分の家のキッチン、風呂場、よく見てみて。
斜めから見て、タイルの表面にボンドが付いて入れば、これは明らかに手抜きか、
うっかりされちゃったか?いずれだね。

これによって、本来タイルの持っている艶を半減させて、仕上がりが悪い。
当然アイフルさんはやってくれていたので、手間が少なくて済んだ。

それでスタ-トするとコテで塗るのは初めてみたいなものだから、こぼしちゃったり
戸惑っていたけれど、1段、また1段と半分くらいからはスイスイ。

しかし、ハスの花になるとピタって止まる。 それはハスのタイルが100角って建築材で
厚みが違うから、でこぼこしちゃっているのね。

状況が同じなら、巧く行く。 こんな些細な事がつまづくのね。
それでも、やはり終盤にはスイスイとやってくれた。2.3時くらいだったかなぁ・・・
終ったの。 それからからぶきして、周りのコ-キング。

階段だから、踏んでいると目地が割れてくるのを防ぐ意味でやって見た。
凄いね、改めてね。 よく頑張ったしいい作品見せてもらった。

こう言う作品は刺激的だ。 知名度があるとか、巧いとか、そんなもんは別に興味無し。
子供さんだろうが、お母さんだろうが、いつもこう思うの。

この作品作ったんだから、この人が10年教えられたら、一体どんなの作れるんだろう?ってね。 続けてくれるといいなあってね。

こういう人達に、夢のあるモザイク見せて行きたい。そして一緒にやってみたい。
何か仕上がり見ていたら、ガウディのグエル公園よりも俺には素敵に見えた・・・・




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FROM:もーさん



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