小学生の時にクラスメイトで仲が良かった子たちがいまいた。ヤンヤン、シバヤン、ゴリチャン。ヤンヤンは小4から3年間、シバヤンとゴリチャンは小5から2年間一緒のクラスで、本当に仲良しで野球やサッカーも一緒にやって、大好きな友達でした。小6の僕は「一生の親友だ!」と思っていました。
あれから50年以上が過ぎ、まだこの3人とは年賀状をやり取りしていますが、ゴリチャンから年賀状は今年でやめることにしたという年賀状が届きました。メールやLINEでは繋がっていないので、年賀状をやめてしまうと多分それっきりになってしまいそうです。ゴリチャンは子どもの頃は家も近所だったので、就職しても帰省してきた時にたまに会っていましたが、それも独身の20代まででした。
ヤンヤンは子どもの頃から絵が上手で、今でも年賀状に時々絵を添えて送ってくれます。ただ最後に会ったのは記憶にないくらい昔で、もしかしたら成人式の後の中学の同窓会以来会っていないかも知れません。もしそうなら43年のご無沙汰です。とは言え、ゴリチャンとも40年近く会っていないので、今となっては大差ありません。一生の親友のつもりでも、高校生になって学校が違ってしまうとなかなか一緒には遊べないものでした。
その点シバヤンは高校も大学も一緒でしたから顔を合わせる機会は格段に多く、今でも5年に一度の同窓会で会うこともたまにあります。高校1年は同じクラスだったので、つるむことも多かったですが、高校生活に慣れるにしたがってお互いに部活の友人などとの付き合いが増えていき、卒業する頃には話すことも減りました。大学以降はほとんど何をしているのかもわからなくなっていて、ヤンヤンやゴリチャンと同じく年賀状だけの付き合いになりました。
3人とも40年前後ほぼ会っていないし、まともに話してもいませんが、僕は今でも友達だと思っています。「一生の親友」かどうかはともかく、ここまでくれば一生の付き合いだと言っても良いでしょう。基本的に男でも女でも、ある程度以上仲良くなれば僕の方から縁を切ることは滅多にありません。長年会わなくても友達だと思っています。ただ向こうが全然会っていないのでどう思っているかはわかりませんが、まあ勝手に友達だと思っていても会わないなら特に問題はないですし。この3人に限らず、そんな友達がたくさんいます。でも死ぬまでに一度くらいはまた会いたいかなぁ。