幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

もう一度チャレンジしたい曲

2023-09-28 23:58:54 | 音楽
 これまでサックス、ピアノ、ボーカルの発表会でチャレンジした曲はサックス25曲、ピアノ15曲、ボーカル6曲になります。いつも発表会の感想で「ステージに魔物が」と書いているように、練習通りにちゃんと演奏できた曲は数少なく、多かれ少なかれミスをしてきました。結構悔いの残る演奏になったケースも数え切れません。とりわけピアノは一番緊張してミスを繰り返しているので、本当に何度も悔しい思いをしてきました。

 とは言え、同じ曲をまた練習して演奏するというのも意外とエネルギーがいるというか、やはり新しい曲の方が新鮮でモチベーション高く練習に取り組めます。だから同じ曲を他の楽器でやったことはありますが(『What a Wonderful World』はサックス、ピアノ、ボーカル全てで挑戦しています)、同じ曲を同じ楽器で再チャレンジしたことはありません。それよりは新曲というのがこれまでのやり方でした。

 ただ1曲だけ、本当にいつか再チャレンジをしたいと思っているのが、兄弟ピアノデュオのレ・フレールの代表曲『Endroll』です。ピアノを習い始めたのが2011年9月。『Endroll』を発表会で演奏したのは2014年11月。初心者がわずか歴3年でレ・フレールを原曲通りに弾こうというのはさすがにチャレンジが過ぎました。1年間本当に頑張って練習をしたのですが、本番までの仕上がり具合は8割程度という感じで、完璧に弾けるところまで到達できずに発表会を迎え、案の定めちゃくちゃミスりながら終わりました。最後まで演奏を止めずに弾き切ったことだけが唯一の良かったところでした。

 その時に「いつかもっとピアノが上達したらもう一度『Endroll』に挑戦したい」と心に誓ってから早くも9年が経とうとしています。この9年間で確かに少しはピアノの腕も上達していますが、ではレ・フレールを弾きこなせるほどかと言うと、残念ながらまだまだ遠く及びません。ただ僕も60代に入ってしまい、肉体的な衰えが着実にきています。ピアノもスポーツも年を取れば取るほどきつくなるのは一緒で、特にレ・フレールのような曲を弾くにはこれ以上年を重ねると厳しくなるばかりでしょう。

 そう考えて、ここらでもう一度『Endroll』に再挑戦してみようと思っています。先生と相談してとりあえず今年いっぱいまず練習してみて、いけそうな手応えがあれば来年6月の発表会でやってみようということになりました。何とか手応えがつかめるところまでいけるかどうか。もう9年も経ってすっかり忘れてしまっているので、まずはどこまで思い出せるかの勝負です。
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