幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

北川景子の二役

2023-09-24 23:59:17 | テレビ・芸能
 低視聴率に喘ぐ大河ドラマ『どうする家康』。僕も歴史解釈の酷さに心を痛めていますが、もはやこれは大河ドラマではない別の歴史ドラマだと思って見続けています。多様性の時代ですから、こういうファンタジー時代劇もあって良いでしょう。それにジャニーズ主演としては最後の大河になる可能性も高いだけに、記念に見届けたいという思いもあります。

 今日は「於愛の方」(西郷局)が主役でした。相変わらず定期的に女性受けする回を挟んでくるのはあまり感心しません。なにせ女性中心の回になるほど、現代的な価値感を押し付けてくるので、戦国時代の雰囲気が薄れてしまい現代ドラマになってしまうからです。家康が訳がわからないほど物分かりの良いオヤジになるのも気持ち悪いです。

 で、於愛の日記を軸に話は進んでいたのですが、ラスト1分半でいきなり狂気の茶々が登場しました。しかもネットで予想されていたように演じるのは北川景子。お市の方との二役です。母と娘なので二役でもそれほど違和感がないとも解釈できますが、それ以前に北川景子クラスの俳優を前半だけで終わらせるのはもったいないということでしょう。すでに有村架純が前半で退場しているだけに、二役であってもずっと出ていてほしいという人気取りキャスティングです。

 個人的にはあまり二役は好きではありません。どれほどメイクや演技を変えたところで同一人物です。しかも半年くらい時間を空けての再登場なら良いですが、お市の方が退場してから間がありません。北川景子に罪はありませんが、プロデューサーの思惑が透けて見えて好ましいこととは思えません。もっと頑張ってちゃんと茶々には茶々らしいキャスティングをして欲しかったです。

 さて、次回は小田原攻めから家康の関東移封ということになりそうです。関東への移動は徳川家にとって一大事でした。家康はどこに拠点を移すのか、江戸をどう整備していくのか、各地に家臣たちをどう配置していくのか、さまざまに知恵を絞ります。果たしてどこまでそのあたりを細かく描いてくれるのか期待したいところです。
 

 
コメント
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