幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

いなしてかわして勝つテニス

2015-07-08 23:58:52 | テニス
 長年テニススクールに通っていますが、クラスによって随分と生徒のレベル差があります。同じ「上級」と名前がついていても、これで上級?と思うこともありますが、今日行ったクラスは本当に上級者ばかりでした。メンバーは僕以外の3人はみんな学生時代からテニス部で鍛えてきた面々。社会人男性2人と現役の大学生。コーチもまた現役のインカレ選手です。僕以外はまだ10代、20代、30代ですから、もうついていくのが大変でした。

 練習ではとにかく他のメンバーのボールが強くて押されっぱなし。ボレー対ストロークとか、サービスダッシュ対リターンの練習をするのですが、そういう決まった形での練習となると、子どもの頃からきちんとテニスをしている連中は本当にペースのある良いボールを打ってきます。特にコーチはサウスポーなのでサービスがやたらと曲がります。僕は全く彼のサービスをまともに返せないのですが、他のメンバーはちゃんとリターンできているから、こちらとしては凹んでしまいます。

 ただ練習で良いボールが打てるのと、試合は別物なのがテニスのいいところ。最後にゲームをしたのですが、ここにきてようやくオジサンテニスの本領を発揮できました。形式練習ではサービスリターンはダッシュしてくる相手の足元に打つ決まりになっていますが、ゲームならいきなりストレートロブで陣形を崩せます。ファーストボレーもクロスに返す必要はないので、ストレートに流したりアングルにドロップボレーでもOK。

 彼らはどちらかと言うと「強いボールを打つ」ことにこだわりがあって、それでキレイなポイントを取ろうとしてミスをしたり切り返されたりしますが、僕だけがいなしたりかわしたりして裏をかくようなテニスをしているので、逆にポイントが取れるのです。もちろん強いショットをそうやっていなす技術は必要ですが、スピードに慣れさえすれば何とかできるものです。そしてスクールに通い始めた当初の目的も、そういう強いボールに慣れることだったので、かなり目的は達成できてきたなと感じました。

 もう年齢的に真正面から若者と打ち合っても絶対勝てないことはわかっていますから、今後はますますこうしたテニスに磨きをかけていくつもりです。嫌われそうですけど。
 
コメント
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