太平洋戦争中、著者が収容された複数の連合国捕虜収容所で、管理運営に当たった日本軍兵士は彼らを労役に服させ、ほしいままに殴打し、あまつさえ「日本軍を悪いと考えてはならない」などと“命令”していたという。
しかし、これらの証言内容がすべて間違いなく事実であると証明されたとしても、その諸事実をもって直ちに日本軍の組織的関与もしくは日本の国家権力による強制があったとすることはできない。
(原書房 1967年5月)
しかし、これらの証言内容がすべて間違いなく事実であると証明されたとしても、その諸事実をもって直ちに日本軍の組織的関与もしくは日本の国家権力による強制があったとすることはできない。
(原書房 1967年5月)