書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

今週のコメントしない本

2005年08月27日 | 
 休み明けは辛だるくて、冗談を言う気になりません。

①感想を書くには目下こちらの知識と能力が不足している本
  清瀬一郎 『秘録 東京裁判』 (中央公論新社版 2002年7月改版)

  五百旗頭真 『米国の日本占領政策』 上 (中央公論社 1985年9月)

②読んですぐ感想をまとめようとすべきでないと思える本
  上遠野寛子 『改訂版 東南アジアの弟たち 素顔の南方特別留学生』 (暁印書館 2002年2月)
 
  厳安生 『日本留学精神史 近代中国知識人の軌跡』 (岩波書店 1991年12月)

  井上勲編 『日本の時代史』 20 「開国と幕末の動乱」 (吉川弘文館 2004年1月)

  蓮池透 『奪還 第二章 終わらざる闘い』 (新潮社 2005年2月)

③面白すぎて冷静な感想をまとめられない本  
  武田篤司 『物語「京都学派」』 (中央公論新社 2001年10月)

  尾佐竹猛 『幕末遣外使節物語 夷狄の国へ』 (講談社学術文庫版 1989年12月)

  鳥井克之 『中国文法学説史』 (関西大学出版部 1995年3月)
  井波律子 『中国人の機智』 (中央公論社 1983年5月) (再読)
  井波律子 『中国的レトリックの伝統』 (講談社学術文庫版 1996年8月) (再読)
  野崎昭弘 『詭弁論理学』 (中央公論社 1980年11月19版) (再読)

④つまらなさすぎて感想も出てこない本
  フランツ・ボルケナウ著 水田洋訳者代表 『封建的世界像から市民的世界像へ』 (みすず書房 1985年8月第8刷)

  岳真也 『福沢諭吉』 全3巻 (作品社 2004年8月・2004年12月・2005年6月)

⑤出来が粗末で感想の持ちようがない本
  該当作なし

⑥余りに愚劣でわざわざ感想を書くのは時間の無駄と思ってしまう本
  該当作なし

⑦本人にも分からない何かの理由で感想を書く気にならない本 
  該当作なし

 今日は仕事がありますのでこの辺で。