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書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

井筒和幸監督 『パッチギ!』(2004年)

2013年10月23日 | 映画
 再見である。面白い。出演者には関西出身でない人もだいぶいるが、劇中交わされる関西弁はアクセントを含めてほぼまともだとの印象。関東出身の小出恵介さんや真木よう子さんの口跡が驚くほど自然であった。しかし京都弁かとなると微妙である。朝鮮語については、私自身ができないので判らない。
 いや、面白いでは失礼だろう。好い映画だった(素人だからあまりこういう言い方はしたくないのだが、ほかに表現が思いつかない)。
 それにしても沢尻エリカさん、この人のことはよく知らないのだが、いかにも京都弁らしい喋りだと感じた。それにシーン毎のしぐさがきめ細やかで、つまり演技の上での注意が行き届いていて、ただ者でないと思った。