テレビの番組は子供にあわせるので子供番組ばかり観る。日曜は『ちびまる子ちゃん』と『サザエさん』は必見である。
『ちびまる子ちゃん』は、今年でテレビ放映15周年だそうで、めでたい。『サザエさん』に比べれば中くらいなり年の春といったところだが、満14年続いて今や15年目というのは、普通のテレビ番組の常識でいえばやはり驚異的な長寿番組であろう。
さてこの人が“まる子だった”頃は、昭和40年代の後半から終わりにかけてである。作者は昭和40(1965)年生まれで、まる子が小学3年生のときには60年生まれの私はすでに中学生になっていた。しかしテレビで見る『ちびまる子ちゃん』の世界は、かたや静岡、かたや兵庫という場所の違いはあるとはいえ、私が感覚として記憶する小学生時代とほとんど同じである。
(集英社 1997年11月第5刷)
▲今回の『環球時報』『人民日報』の捏造日本報道に関する批判は、中国国外の反体制中国語メディアでは鄭若思氏によるもともとの暴露文を除き、ほぼ皆無である。たとえば『多維網』『大紀元』などである。中国共産党の嘘を暴くことには熱心な“民主派”は、彼らの正義でもある反日に関しては、嘘をついてもかまわないらしい。こんなことをする人間の唱える“民主”や“自由”や、まして“法治”など到底信用できないと、あらためて失望した。
あらためて失望したというのは、日本が中国を侵略しなければ国民政府が共産党を消滅させていたはずであり、そうすれば共産党が政権を握ることはなかったはずであり、そうすれば今日の中国の独裁、圧政、人権蹂躙、貧困、ついでに自分たちの亡命生活はなかったはずである、だからすべて日本のせいであるという、馬鹿げた“論理”で日本を憎悪する彼ら(少なくともそう考えている一部)には、もとから失望していたからである。国民政府が共産党と同じことをしなかったという証拠はどこにあるのか。台湾を見よ。2月28日はもうすぐだ。
「風が吹けば桶屋が儲かる」が論理なら、チョウチョトンボも鳥のうちである。これまた阿呆らしくてやっておられぬ。
『ちびまる子ちゃん』は、今年でテレビ放映15周年だそうで、めでたい。『サザエさん』に比べれば中くらいなり年の春といったところだが、満14年続いて今や15年目というのは、普通のテレビ番組の常識でいえばやはり驚異的な長寿番組であろう。
さてこの人が“まる子だった”頃は、昭和40年代の後半から終わりにかけてである。作者は昭和40(1965)年生まれで、まる子が小学3年生のときには60年生まれの私はすでに中学生になっていた。しかしテレビで見る『ちびまる子ちゃん』の世界は、かたや静岡、かたや兵庫という場所の違いはあるとはいえ、私が感覚として記憶する小学生時代とほとんど同じである。
(集英社 1997年11月第5刷)
▲今回の『環球時報』『人民日報』の捏造日本報道に関する批判は、中国国外の反体制中国語メディアでは鄭若思氏によるもともとの暴露文を除き、ほぼ皆無である。たとえば『多維網』『大紀元』などである。中国共産党の嘘を暴くことには熱心な“民主派”は、彼らの正義でもある反日に関しては、嘘をついてもかまわないらしい。こんなことをする人間の唱える“民主”や“自由”や、まして“法治”など到底信用できないと、あらためて失望した。
あらためて失望したというのは、日本が中国を侵略しなければ国民政府が共産党を消滅させていたはずであり、そうすれば共産党が政権を握ることはなかったはずであり、そうすれば今日の中国の独裁、圧政、人権蹂躙、貧困、ついでに自分たちの亡命生活はなかったはずである、だからすべて日本のせいであるという、馬鹿げた“論理”で日本を憎悪する彼ら(少なくともそう考えている一部)には、もとから失望していたからである。国民政府が共産党と同じことをしなかったという証拠はどこにあるのか。台湾を見よ。2月28日はもうすぐだ。
「風が吹けば桶屋が儲かる」が論理なら、チョウチョトンボも鳥のうちである。これまた阿呆らしくてやっておられぬ。