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書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

「At Russia-China Border, Bear Paws Sell Best」 から

2010年06月30日 | 
▲「The New York Times」June 29, 2010, By ANDREW E. KRAMER. (部分)
 〈http://www.nytimes.com/2010/06/30/world/asia/30animals.html?hp

 BLAGOVESCHENSK, Russia ― It was a routine arrest, warranting only a brief mention in the local newspaper, Amur Pravda. Customs agents, suspicious of a woman’s bulky clothing, discovered she had tape wrapped around her torso./Removing it, they found the contraband: several large, furry bear paws./Closed for decades, the border between Russia and China has been creaking open in recent years, allowing more trade and travel but also clearing the way for a peculiar cross-border criminal enterprise in animal parts for Chinese medicine and cooking. [...] But it is bear paws, a ritual dish for the Chinese, that are the most common commodities in this underground market, Mr. Vaisman said. He estimated that thousands were smuggled each year.

 いま、中国料理の熊の掌の多くがロシア産だそうな。

南方熊楠著 飯倉照平監修 『南方熊楠英文論考 〔ネイチャー〕誌篇』

2010年03月01日 | 
 訳者は松井竜居、田村義也、中西須美の三氏。

 論考あるいは論文と呼ばれるが、日本語では同じ論考/論文となるにしても、これらは一遍あたりの分量からいって、 monograph ではなく essay として分類されるべきものである。しかもその中には、内容的に単なる enquiry (照会文)、もしくは単なる letter (投書)にすぎないものも数多く含まれている。
 ところでこれらの英文文章、熊楠自筆の原稿は残っているのか? 掲載時における編集部の修正はありやなしや。

(集英社 2005年12月)

今週のコメントしない本

2007年03月31日 | 
①感想を書くには目下こちらの知識と能力が不足している本
  長澤規矩也 『書誌学序説』 (吉川弘文館 1974年11月重訂)

②読んですぐ感想をまとめようとすべきでないと思える本
  なし

③面白すぎて冷静な感想をまとめられない本
  J.M.ロバーツ著 金原由紀子訳 『世界の歴史』 6 「近代ヨーロッパ文明の成立」 (創元社 2003年6月)

④参考文献なのでとくに感想はない本
  ムハンマッド・ディブ著 篠田浩一郎/中島弘二訳 『現代アラブ小説全集』 9 「アフリカの夏」 (河出書房新社 1978年8月)

  百目鬼恭三郎 『奇談の時代』 (朝日新聞社 1978年10月第3刷)

  木田元 『闇屋になりそこねた哲学者』 (晶文社 2003年1月)

  原田敬一 『シリーズ日本近現代史』 ③ 「日清・日露戦争」 (岩波書店 2007年2月)

  上杉和彦 『戦争の日本史』 6 「源平の争乱」 (吉川弘文館 2007年3月)

  Michael Kublin/Hyman Kublin 『Russia』 (Houghton Mifflin Company, Boston, 3rd edition, 1990)

⑤ただ楽しむために読んだ本
  加藤剛 『こんな美しい夜明け』 (岩波書店 2001年9月第2刷)

  安野光雅 『旅の絵本』 Ⅰ―Ⅵ (福音館書店 2003年10月第49刷ほか)
  
⑥感動した本
  なし

今週のコメントしない本

2007年03月24日 | 
①感想を書くには目下こちらの知識と能力が不足している本
  なし

②読んですぐ感想をまとめようとすべきでないと思える本
  シーラ・ジョンソン著 鈴木健次訳 『アメリカ人の日本観 ゆれ動く大衆感情』 (サイマル出版会 1986年6月) 

  鶴見俊輔 『鶴見俊輔集』 10 「日常生活の思想」 (筑摩書房 1992年2月)

③面白すぎて冷静な感想をまとめられない本
  吉川幸次郎 『中国文学雑談 吉川幸次郎対談集』 (朝日新聞社 1977年3月) 〈再読〉

④参考文献なのでとくに感想はない本
  柳田泉 『明治文学研究』 第八巻 「政治小説研究 上」 (春秋社 1967年8月)
  柳田泉 『明治文学研究』 第九巻 「政治小説研究 中」 (春秋社 1968年9月)

  保阪正康 『昭和史の大河を往く 「靖国」という悩み』 (毎日新聞社 2007年1月) 

  Рыбаков Б. А. История России, 1 том, Москва, 1995.

⑤ただ楽しむために読んだ本
  フレッド・アステア著 篠儀直子訳 『フレッド・アステア自伝 Steps in Time』 (青土社 2006年11月)

  パウサニアス著 馬場恵二訳 『ギリシア案内記』 下 (岩波書店 1992年2月)

  柴田宵曲 『明治の話題』 (筑摩書房版 2006年12月)
  
⑥感動した本
  中村一恵 『スズメもモンシロチョウも外国からやって来た 帰化動物と日本の自然』 (PHP研究所 1990年7月)

今週のコメントしない本

2007年03月17日 | 
①感想を書くには目下こちらの知識と能力が不足している本
  読売新聞社編 『昭和史の天皇』 11 (読売新聞社 1976年5月第9刷)

②読んですぐ感想をまとめようとすべきでないと思える本
  金賛汀 『在日義勇軍帰還せず 朝鮮戦争秘史』 (岩波書店 2007年1月)
  
③面白すぎて冷静な感想をまとめられない本
  吉川幸次郎 『新訂中国古典選』 別巻 「古典への道 吉川幸次郎対談集」 (朝日新聞社 1974年12月第2刷)

④参考文献なのでとくに感想はない本
  山岸徳平 『書誌学序説』 (岩波書店 1977年12月)
  谷沢永一 『日本近代書誌学細見』 (和泉書院 2003年11月)

  倉本一宏 『戦争の日本史』 2 「壬申の乱」 (吉川弘文館 2007年2月)

  谷口克広 『織田信長合戦全録 桶狭間から本能寺まで』 (中央公論新社 2003年2月8版)

⑤ただ楽しむために読んだ本
  高橋ツトム 『爆音列島』 10 (講談社 2007年2月)

  佐藤秀峰 『新ブラックジャックによろしく』 1 (小学館 2007年2月)

  荒木飛呂彦 『STEEL BALL RUN』 11 (集英社 2007年3月)

  今谷明 『戦国時代の貴族 「言継卿記」が描く京都』 (講談社学術文庫版 2002年3月)

⑥感動した本
  なし

今週のコメントしない本

2007年03月10日 | 
①感想を書くには目下こちらの知識と能力が不足している本
  なし

②読んですぐ感想をまとめようとすべきでないと思える本
  鶴見俊輔著者代表 『日本の百年』 9 「わき立つ民論」 (筑摩書房 1963年9月)

③面白すぎて冷静な感想をまとめられない本
  板倉聖宣 『勝海舟と明治維新』 (仮説社 2006年12月)

④参考文献なのでとくに感想はない本
  橋川文三編 『現代日本記録全集』 6 「日清・日露の戦役」 (筑摩書房 1970年2月)

  鈴木安蔵 『憲法学三十年』 (評論社 1967年12月)

⑤ただ楽しむために読んだ本
  風 『風の書評』 (ダイヤモンド社 1980年11月) 〈再読〉
  百目鬼恭三郎 『続 風の書評』 (ダイヤモンド社 1983年2月) 〈再読〉
  百目鬼恭三郎 『読書人読むべし』 (新潮社 1984年6月8刷) 〈再読〉

  三浦佑之 『金印偽造事件 「漢委奴國王」のまぼろし』 (幻冬舎 2006年11月)
  
⑥感動した本
  なし

今週のコメントしない本

2007年03月03日 | 
①感想を書くには目下こちらの知識と能力が不足している本
  なし

②読んですぐ感想をまとめようとすべきでないと思える本
  なし

③面白すぎて冷静な感想をまとめられない本
  大江志乃夫 『世界史としての日露戦争』 (立風書房 2001年10月)

  三枝博音/野崎茂/佐佐木峻 『近代日本産業技術の西欧化』 (東洋経済新報社 1960年9月)

④参考文献なのでとくに感想はない本
  日本科学史学会編 『日本科学技術史大系』 第18巻 「機械技術」 (第一法規出版 1970年7月第3刷)

  宇佐見暁編 『図解 世界を揺るがす中国の軍事力』 (東洋経済新報社 2006年9月)

  吉田太一 『遺品整理屋は見た! 孤独死、自殺、殺人・・・・・・ あなたの隣の「現実にある出来事」』 (扶桑社 2006年9月)

⑤ただ楽しむために読んだ本
  ウェルネル・ケラー著 山本七平訳 『歴史としての聖書』 (山本書店 1975年10月16版)

  二ノ宮知子 『のだめカンタービレ』 17 (講談社 2007年2月)
  
⑥感動した本 NEW!
  李成柱著、淵弘訳 『国家を騙した科学者 「ES細胞」論文捏造事件の真相』 (牧野出版 2006年10月)

今週のコメントしない本

2007年02月24日 | 
①感想を書くには目下こちらの知識と能力が不足している本
  なし

②読んですぐ感想をまとめようとすべきでないと思える本
  富士正晴 『高浜虚子』 (角川書店 1978年10月)

③面白すぎて冷静な感想をまとめられない本
  なし

④参考文献なのでとくに感想はない本
  王文亮 『格差で読み解く現代中国』 (ミネルヴァ書房 2006年11月)

  モーリス・フリードマン著 田村克己/瀬川昌久訳 『中国の宗族と社会』 (弘文堂 1995年3月)

  重久篤太郎 『お雇い外国人』 ⑤ 「教育・宗教」 (鹿島出版会 1979年5月第2刷)

⑤ただ楽しむために読んだ本
  開高健 『開高健全ノンフィクション』 Ⅴ 「言葉ある曠野」 (文藝春秋 1977年10月)

  アラン・シリトー著 出口保夫訳 『私はどのようにして作家となったか』 (集英社 1978年10月)

  アイザック・ディネーセン著 横山貞子訳 『アフリカの日々』 (晶文社 1986年4月16刷)

  ゲルハルト・プラウゼ著 丸山匠/加藤慶二訳 『天才の通信簿』 (講談社 1979年4月第6刷)

  萩原延寿 『遠い崖 アーネスト・サトウ日記抄』 1 「旅立ち」 (朝日新聞社 1998年10月)