年寄りイジメぢゃ

2011-11-27 14:52:15 | 塾あれこれ
私などヒトが悪いので若いころはお年寄りのシマリがない
長話には失笑を隠しませんでした。

ところがその長話「芸域」に近づく自分に気づき始めた
かと思うとあっというまに染まってしまいましたねえ。
今では失笑されっぱなしです。

塾で保護者面談をしても「いっつも同じことを長々と」
相手が塾だから皆さん我慢されてるようです。


(芸がある)人はあれこれと話が飛んでも逆にそこが面白い
のですが、素人は真似をするとミジメな結果を招きます。

・・・とっころーが、気づくとそのドツボに・・ははは


昨日の話も、時間があれば更にダラダラと続いたのですね。

で、いま続けようとしています。

書いたものでも、上手い作家は小気味よく話を飛ばします。
その飛躍自体を楽しめます。

素人の書くことは先代桂文楽の「寝床」よろしく
周りにギダ熱を起こさせますよね。
それを確信犯でやっちゃいます。すみません。


広島市では従来からお年寄りに無料でバスなどを利用できる
制度がありました。
回数券のようなものが配られていたようですね。
亡き母も頂いていたようです。

すぐに使いきるような補助であれ、それで高齢者のお出かけが
増えるならば良いことですよね。

ところがこれに冷たい目が注がれているらしい。

財政が厳しいので削減もしくは廃止をしたいらしいのですね。

この背景には一種のポピュリズムもありそうです。

何で、年寄りばかり良い目に会うのだ。
福祉は十分ではないか。
リッチな年寄りが大勢いるぞ。
若い人間は多くの高齢者を支えるのに必死になり
なおかつ将来の保証がないではないか・・

こういう感情に迎合するのです。
若い人の気持ちも分からなくはないですがね。

けれども、曲がりなりにも現在のリッチな国はいったい
誰が作ってきたのでしょう。
その恩恵を若い人も受けているのではありませんか?

高齢者には一度も海外へ観光旅行をしたことがない人が
大勢おられると思います。
若い人が(高い円)を享受して遊びにいけるのはなぜ?
人生の先輩に感謝などしてはいないでしょうね。

その挙句に年寄りへの福祉を削れですって。

まあそんなバカモノ世代を作り上げた責任は年寄りに
あるのですが、ここまで恩知らずになろうとは・・・ね。

(ほら話が飛躍する、する)

年寄りへの交通費を補助する方が経済効果が上がる
のではありませんか?
削ってばかりではデフレが止まらないのに。

年をとればあと何年生きるか分からないので
お金は使わなくなります。
人として当然の心理。

だから、タダ券を配って少しでも財布のひもを
ゆるめなきゃね。

今まで貰っていた人へのサービスを削ってはいけません。
(これからの支出は考えなきゃいけないかも)

団塊の世代は貰えなくて仕方がないでしょう。

その代わりに大いに生きているうちに自分のために
使えばよろしい。

シャクだから日本国内にはお金を落とさない!
遺産でも子供には相続させない。

若いころから競争が厳しい中を働いてきたのです。
感謝もしないような世の中にはこちらから見切りをつける
時期かもしれませんね。