普通なんだけど夢のような

2011-11-16 20:22:40 | 塾あれこれ
中学の頃、バラとツバキの区別がつかなかった。
カタチ・オンチですね。
(運動神経その他、私の弱点は多い・・)

もちろん未だに「分類」など大の苦手です。
昆虫少年が、Aの虫とBの違いなどと仰いますが
チンプンカンプン。

最近、身近な鳥を見るのが楽しみになっていますが
細かい区別がつかないのに困っています。

カモメの仲間だな、とか、セキレイだね・・のレベルなら
流石に分かりますが、何カモメやらウミネコやらになると
お手上げです。

双眼鏡片手に勉強すればよいのでしょうが、それは
恥ずかしい。
「らしい」ってのが嫌なんだよね。


普通に見られる鳥なら、大まかな区別はつきます。
カラス、スズメ・・

ハシブトガラスかハシボソガラスかになると・・・もう


我家の近くには小さな川の河口(八幡川)
低い山と小さな森(海老山)があり
小規模ながらいくつかの公園もあります。

JRの駅から近い割には野鳥が楽しめますね。

カラス・スズメ・ハト・トンビ
カモメ・セキレイ・サギ・ウ
季節によりカモ・ツバメ
渡りの途中のシギ・チドリ

声だけですがウグイス・ヨシキリ・ホトトギス・シジュウカラ

ムクドリ・ヒヨドリ・メジロ・モズなどはよく見ます。

滅多にお会いできませんが
カワセミやミサゴ、アジサシなどがいると「超仕合せ」ですね。

いわゆるバード・ウオッチャーからは笑われます。


でもね雀だけでも楽しいですよね。
美しい。
古来、どれだけの画家が描いてきたことでしょう。

カラスも飽きない。
ペットにできたら可愛いと思うけれど、どうです?


11月に入って天気の悪い日が続きましたが
ここへきてやっと普通の秋めいた空になりました。

昨日は北風が強めに吹いていました。
八幡川河口は南北に流れますから北風は元気です。

それへ逆らうようにカモメが飛びます。
速度が落ちるのでワッチングには最高。

数メートル離れたすぐそこを飛んでくれるのです。
海で慣れた方なら煩いだけでしょうけれど、私は「わ~」

剥製が生きて飛んでるやん。
テレビや映画のアップと同じじやん。
眼が生き生きしてる・・

彼(彼女)にとってみればいつも通りに飛んでるだけ。
あとから来たこいつも、そいつも。

で、風の中、堤防でボ~っと眺めている私は
さわやかに感動なんかしちゃっていました。

普通に生きてるだけで人を感動させられるんだ。


実は人もそうなのでした。
生きてるだけで他人を感動させられる。

ドラマで普通の人間が描かれるだけでも感動しますよね。