「カレーとアイス」だって

2010-12-21 14:42:53 | 塾あれこれ
ええっと、注文orderの話じゃありません。

イチャモン話です。(これも注文か・・demandになるけど)

文句つけは自粛しているつもりですが、ネタ切れで。

というよりも、世の中の「これはヘン」が余りに多すぎて
それらにいちいち注文を出しても面白くありませんからね。

それに、私自身だって若い頃は沢山の指摘を受けましたし
今だって結構アヤシーとは思うのです。
(ただ、誰も突っ込んでくれない・・とほほ)

ですからエラソーなことを言える立場じゃありません。
それにしても・・・


TVなどで、言葉のおかしいこと。

大学の偉い先生がしゃべっている日本語もヒドイ。
「・・これも案外アリかもしれない。
 なので、研究すすめてみたワケ。」
学生とほぼ変わらないレベルです。

「理系だから日本語は適当でよい」
「言葉は変わるものだからいちいち間違っているという
 奴らこそ間違っている」

もしも本音がこのようであれば教育者として、どうよ!
(「どうよ」はマズイすかね)


少し前のNHK、夜のニュースショーでレギュラーの
大学教授がこんなことを仰られました。

「企業にはアイスクリーム型とカレー型とあるん。

 アイスは初め甘いけど後で冷たくなる。
 カレーは初め辛いけど後で暖かい。」

ん~、気のきいた話でしょうかねえ。

アイスは初め冷たいけれど後味は甘く
カレーは初め暖っかいけど後で辛さにしびれる

とも云えますよね。

ですから、例えとしては不完全。
とても御上手なレトリックとはいえません。

こんなのが話上手の先生でNHKに出てるのか~。

もしかして、ただの例えじゃなくてアナロジーとして
真面目に考えておられたりして。


マスメディアに出たがる大学の先生には時として
アヤシイ方もおられると聞きます。
(上記アイスの先生が怪しいかどうかは別問題)

TVに出たがる飲食店と似ているのかなあ。

真面目な店なら、メディアはなるべくお断りですよね。
責任が持てないもの。

どんどんと大きくしちゃおうという店は別です。
塾でも似ていますね。
何が目的なんだか。

(自分が良いことをしているのならそれを全国に
 広めることこそが責任だ、という言い訳がありますが、
 なにね、金儲けを糊塗する言葉でしょう。
 広めて質が保証されますか?

 人の人生が関わるかもしれないことで金儲けって。。)


ところでガンコに「こだわる」店で取材拒否を
逆に売り物にしているところがありますよね。

ロック・スターじゃないんだし、どうも宣伝臭い。
ネガティブ広告の一種ですかねえ。

大学の先生でも取材御断りの有名人っているのかなあ。