10/24に佐賀純一『戦争の話を聞かせてくれませんか』について
少し書きました。
その中に梅原フミ子さんのお話があります。
大正12年生まれですから母と同世代。
看護婦をされているとき赤紙が来、
歓んで行った先が横須賀海軍病院。
そこで看護をしながらまさに地獄を見たのです。
想像を絶する世界です。
戦争はいけない、話を読みつつ強くそう思います。
先日の朝日新聞に同じ横須賀海軍病院に勤めた方
杉本初枝さんの体験が紹介されていました。
梅原さんと同じような印象を与える地獄図です。
死にゆく兵士が可哀そうですね。
ついこの間のこととも言えます。
水木しげるさんだってこう死んでしまったかもしれない。
庶民にとって戦争は突然我が身に降ってくる地獄です。
よほど気をつけていないと危ない。
売られたケンカ、なんてこともありますから
平和を唱えるだけでは危険でしょう。
けれども威勢のよい方に引っ張られるものでもあります。
気をつけておかねばなりませんし、できるだけの努力が
必要なことでもあります。
戦争がどれほど悲惨か、伝え続けねばなりません。
○
いつかも書いたと思いますが、私が子供のころは原爆の
後遺症に苦しむ方が今より多くおられました。
火傷の痕を見てとれる人も町でしばしば見かけました。
小中学校のころの私はそれがとても怖かった。
同じ時間に同じところを通ることを避け
遠回りしたこともしばしばです。
今思うと何というガキだったでしょう。
相手のことを思う気持ちがまったくなかったのですから。
○
今1月のDAYS JAPANにパキスタンの女性暴力、顔に硫酸を
かけるという恐ろしい写真と記事が載っています。
正視に耐えないものですがこれが人間のすることの極限
でもあります。
これも伝えなければなりません。
人間とはひどい生き物です。
○
中学のころから学校の図書館で怖い写真は見ていました。
兵隊が首を切った直後の写真とかね。
もちろん怖かったけれど、街で見かける火傷の痕のほうが
激しく訴えてきたのです。
当然のことながら、写真ではインパクトを伝えきれない
部分が大きく残ります。
それをカバーするのが、想像力や心の優しさ、同調心。
誰にもある、子供のころの美しい心。
これこそが大切にされなければなりません。
現代の一番の課題かも知れません。
○
自分のことも関わるのに美しい心とは恥ずかしい表現
ですが、私の場合は怖がりなだけです。
相手を思う強さがなく、自己中心の冷たさばかり。
(カミサンによくお叱りをうけます)
それはともかく、戦争や暴力ということをどう伝えるか
悩むことですね。
◎
今日は予定を変更しました。
昨日の続きはまた別の日に。
少し書きました。
その中に梅原フミ子さんのお話があります。
大正12年生まれですから母と同世代。
看護婦をされているとき赤紙が来、
歓んで行った先が横須賀海軍病院。
そこで看護をしながらまさに地獄を見たのです。
想像を絶する世界です。
戦争はいけない、話を読みつつ強くそう思います。
先日の朝日新聞に同じ横須賀海軍病院に勤めた方
杉本初枝さんの体験が紹介されていました。
梅原さんと同じような印象を与える地獄図です。
死にゆく兵士が可哀そうですね。
ついこの間のこととも言えます。
水木しげるさんだってこう死んでしまったかもしれない。
庶民にとって戦争は突然我が身に降ってくる地獄です。
よほど気をつけていないと危ない。
売られたケンカ、なんてこともありますから
平和を唱えるだけでは危険でしょう。
けれども威勢のよい方に引っ張られるものでもあります。
気をつけておかねばなりませんし、できるだけの努力が
必要なことでもあります。
戦争がどれほど悲惨か、伝え続けねばなりません。
○
いつかも書いたと思いますが、私が子供のころは原爆の
後遺症に苦しむ方が今より多くおられました。
火傷の痕を見てとれる人も町でしばしば見かけました。
小中学校のころの私はそれがとても怖かった。
同じ時間に同じところを通ることを避け
遠回りしたこともしばしばです。
今思うと何というガキだったでしょう。
相手のことを思う気持ちがまったくなかったのですから。
○
今1月のDAYS JAPANにパキスタンの女性暴力、顔に硫酸を
かけるという恐ろしい写真と記事が載っています。
正視に耐えないものですがこれが人間のすることの極限
でもあります。
これも伝えなければなりません。
人間とはひどい生き物です。
○
中学のころから学校の図書館で怖い写真は見ていました。
兵隊が首を切った直後の写真とかね。
もちろん怖かったけれど、街で見かける火傷の痕のほうが
激しく訴えてきたのです。
当然のことながら、写真ではインパクトを伝えきれない
部分が大きく残ります。
それをカバーするのが、想像力や心の優しさ、同調心。
誰にもある、子供のころの美しい心。
これこそが大切にされなければなりません。
現代の一番の課題かも知れません。
○
自分のことも関わるのに美しい心とは恥ずかしい表現
ですが、私の場合は怖がりなだけです。
相手を思う強さがなく、自己中心の冷たさばかり。
(カミサンによくお叱りをうけます)
それはともかく、戦争や暴力ということをどう伝えるか
悩むことですね。
◎
今日は予定を変更しました。
昨日の続きはまた別の日に。