日米安保。
いわば、大家がアメリカ、店子は日本です。
厳密には日本といっても、その中の勝ち組が店子。
日米同盟がなければ大変困るリッチ層です。
日本でも負け組や一般人は契約者にはなれません。
契約内容を教えてもらえないもの。
こういう人たちの役割が「連帯保証人」なのですね。
国家の条約だから国民を二つに分けるとは変、ですか?
でもそれ、少し古い発想かもしれませんよ。
国家は領土、国民、権力で成り立つというのは。
○
国家は、政治家・官僚・財界・マスメディアなどのもので
その他一般の国民は国家に含まれはするものの
それを下から支えるだけの構成要素です。
日本はデフレだ困った、という上層と
最近生活物資が値上がりして困る、デフレってどこが?と
いう下層と、大きく二つに分かれるのです。
前者の上層が大家と契約を結び、一定の利益を得ています。
後者は前者の下流で待ち、下って来るおこぼれを頂きます。
一番うまい汁を吸うのは大家さん。
日本だけのための日米安保ではないと云うことは
いくら強調しても構わない話です。
○
急いで書いておきますが、このブログですでに書いている
ように、私だって当面は日米同盟優先の国策に賛成です。
近頃は何か言うとすぐに非国民にされそうですから、ね
誤解を招かないように言っておきます。
○
大家さんは借り手であろうが連帯保証の一般人であろうが
自分の都合のよい方に権利を行使できます。
一般人は契約のありようすら十分に知らされませんが
アメリカのいうことならば聞かざるを得ないのです。
治外法権を認めさせられたまま何があっても言うとおり
ときおり借り手のほうが「迷惑かけてすまんかったね」と
手土産を持ってお詫びには来ます。
「そんなものはいらん、連帯保証から外してくれ」
「まあまあ、この契約がないと皆がやっていけんし
あんたも結局、ご利益を受けているんだから・・
第一、大家がウンとは言うてくれんよ」
「こんな一方的な目に遇わされて、人間扱いじゃない」
「あとで埋め合わせはするし、我慢してよ。
ちょっと庭先を貸してくれれば。それだけなんだから」
自分の利益がからむ店子は必死に説得しますね。
その官僚の説得にコロリと乗ったのが民主党政権。
○
現状、日米同盟でなくてはやっていけないのは自明です。
でもここまでにしてきたのは「勝ち組」の連中が
主に自分たちのためにやってきたことではないですか。
それで「現実主義」などを振回されてもシラケますよね。
少なくとも、国家理念を明らかにし、長期計画を造り
喫緊の課題は十分に説明責任を果しながら、改善は
続ける、こういったことをしないで、
世界は変わるもんだから、などと
子供だましをいうのは弱者をバカにしすぎです。
昨日のNHKでも、都合が悪くなると「超仲好理論」を
持ち出し「世界中が仲良くなる集団安保が理想」だとか
いつ来るんだかわからないことを得々としゃべる元官僚
がおられました。
あまりにアホらしくて、カミサン居眠りしちゃってたぞ。
今の日本、沖縄、これをどうするかって話なのに
何お気楽なこと言ってるんだ。
TV討論の時間つぶし、議論のすりかえ。
○
過去をきちんと振り返らないと現状分析や将来設計は
できません。
佐藤栄作などが顕著ですが国民をだます政治ばかりを
やってきてそこを放ったまま「世界は変わったから」
では説得力がありません。
まるで「根保証」をしているように、連帯保証人には
知らせず、勝手に契約内容を変えてしまうのです。
極東の安全のため、がイラク支援に拡大したように。
それでも連帯保証人は契約が生きている間は未来永劫
黙ってついてゆくしかないのです。
いったんハンコ押しちゃったからには。
日本はひどすぎるけれど、世界中で似たことがあります。
ウィキリークスに一定の賛同があるのもそれゆえでしょう。
新しい民主主義が生まれようとしているのか、
それとも衆愚政治~超右翼路線への回帰なのか。
なんだか、危なっかしいですねえ。
いわば、大家がアメリカ、店子は日本です。
厳密には日本といっても、その中の勝ち組が店子。
日米同盟がなければ大変困るリッチ層です。
日本でも負け組や一般人は契約者にはなれません。
契約内容を教えてもらえないもの。
こういう人たちの役割が「連帯保証人」なのですね。
国家の条約だから国民を二つに分けるとは変、ですか?
でもそれ、少し古い発想かもしれませんよ。
国家は領土、国民、権力で成り立つというのは。
○
国家は、政治家・官僚・財界・マスメディアなどのもので
その他一般の国民は国家に含まれはするものの
それを下から支えるだけの構成要素です。
日本はデフレだ困った、という上層と
最近生活物資が値上がりして困る、デフレってどこが?と
いう下層と、大きく二つに分かれるのです。
前者の上層が大家と契約を結び、一定の利益を得ています。
後者は前者の下流で待ち、下って来るおこぼれを頂きます。
一番うまい汁を吸うのは大家さん。
日本だけのための日米安保ではないと云うことは
いくら強調しても構わない話です。
○
急いで書いておきますが、このブログですでに書いている
ように、私だって当面は日米同盟優先の国策に賛成です。
近頃は何か言うとすぐに非国民にされそうですから、ね
誤解を招かないように言っておきます。
○
大家さんは借り手であろうが連帯保証の一般人であろうが
自分の都合のよい方に権利を行使できます。
一般人は契約のありようすら十分に知らされませんが
アメリカのいうことならば聞かざるを得ないのです。
治外法権を認めさせられたまま何があっても言うとおり
ときおり借り手のほうが「迷惑かけてすまんかったね」と
手土産を持ってお詫びには来ます。
「そんなものはいらん、連帯保証から外してくれ」
「まあまあ、この契約がないと皆がやっていけんし
あんたも結局、ご利益を受けているんだから・・
第一、大家がウンとは言うてくれんよ」
「こんな一方的な目に遇わされて、人間扱いじゃない」
「あとで埋め合わせはするし、我慢してよ。
ちょっと庭先を貸してくれれば。それだけなんだから」
自分の利益がからむ店子は必死に説得しますね。
その官僚の説得にコロリと乗ったのが民主党政権。
○
現状、日米同盟でなくてはやっていけないのは自明です。
でもここまでにしてきたのは「勝ち組」の連中が
主に自分たちのためにやってきたことではないですか。
それで「現実主義」などを振回されてもシラケますよね。
少なくとも、国家理念を明らかにし、長期計画を造り
喫緊の課題は十分に説明責任を果しながら、改善は
続ける、こういったことをしないで、
世界は変わるもんだから、などと
子供だましをいうのは弱者をバカにしすぎです。
昨日のNHKでも、都合が悪くなると「超仲好理論」を
持ち出し「世界中が仲良くなる集団安保が理想」だとか
いつ来るんだかわからないことを得々としゃべる元官僚
がおられました。
あまりにアホらしくて、カミサン居眠りしちゃってたぞ。
今の日本、沖縄、これをどうするかって話なのに
何お気楽なこと言ってるんだ。
TV討論の時間つぶし、議論のすりかえ。
○
過去をきちんと振り返らないと現状分析や将来設計は
できません。
佐藤栄作などが顕著ですが国民をだます政治ばかりを
やってきてそこを放ったまま「世界は変わったから」
では説得力がありません。
まるで「根保証」をしているように、連帯保証人には
知らせず、勝手に契約内容を変えてしまうのです。
極東の安全のため、がイラク支援に拡大したように。
それでも連帯保証人は契約が生きている間は未来永劫
黙ってついてゆくしかないのです。
いったんハンコ押しちゃったからには。
日本はひどすぎるけれど、世界中で似たことがあります。
ウィキリークスに一定の賛同があるのもそれゆえでしょう。
新しい民主主義が生まれようとしているのか、
それとも衆愚政治~超右翼路線への回帰なのか。
なんだか、危なっかしいですねえ。