前回の下松市の消防車の記事であきじさまが『錦帯橋で失血…』というコメントをされたので2006年1月に山口県岩国市の錦帯橋へ行った時の話をしてみましょうか。
たしかこの時はワタシとあきじさまの両者は広島から岩国行きのバスに乗っていました。途中、錦帯橋で下車したのですが、錦帯橋の麓に消防車が集結して何やら訓練か何かをしてる光景が視界に入りました。そこで近づいてみたのですが…。
チョットマテ!ナンデスカコレハ!!!
特に企業系の消防車両のラインナップに失血してしまいました!以下4台掲載します。
日産ディーゼル(現:UDトラックス)のCシリーズ、通称ダルマ!
日野レンジャー!
同じく日野レンジャー!
三菱ふそうFK!
まるで昭和50年代のままで時間が止まってるような光景でした。
いやあ~、恐れ入りました~。
なお、7年前の話なので上記車両が2013年現在も現存してるかどうかは定かではありません。
しかし、消防車ばかり眺めていたらコカコーラのボトルカーや郵便配達車など赤い車両がすべて消防車に見えてしまいまする…(汗)
ゆぅいちさまのブログでゲロいダンプが、あきじさまのブログでゲロい消防車がそれぞれアップされたので当ブロクにて対抗すべく、また、下松市出身のエミリーさまに敬意を込めて(?)、本日は過去に撮影した消防車で攻めてみましょう。
2009年10月、山口県下松市へ出かけていました。下松を後にする前に消防署を覗いてみようと通りかかってみましたが…、かなり年季が入った日野車が見えました!写真撮らせてもらおうかと訪問したのですが、なんと暑員のみなさまが快く対応して下さいました!
さて、その日野車とは…。
まずはコチラ、日野KBです!
日野KB324、大型化学消防ポンプ自動車、1980年式。
艤装:森田ポンプ(現、モリタ)
撮影当時、初年度登録から既に29年経過していました。鬼のような迫力ある佇まいに失神しそうになりました!
しかし、それだけではありません!もう1台潜んでいました。
続いてはコチラ、日野TCです!
日野TC343、大型高所放水車、1980年式。
艤装:日本機械工業
上記KBは前1軸後1軸シャーシですが、TCは前2軸後1軸シャーシとなります。
撮影終了後は車庫に収められましたが、前2軸が操舵される光景にこれまた失神しそうになりました!
TCの真正面です。よく見たら『天王』なるエンブレムが!1台1台愛称が付けられてるようです。なお、KBは『鷲頭』の愛称となります。
日野の2台のインパクトがあまりにも強すぎて影に隠れてしまいがちですが、『城山』の愛称が与えられたいすゞフォワードも立派な古参車です!
下松市消防署のみなさま、この時はありがとうございました。
先日、廿日市市の消防出初式へ行ってきましたが、途中見つけたクルマネタです。
マツダのボンゴブローニィのバンがいました。年季が入っているブローニィだなと思って観察してみました。
リヤウインドウに青色の無鉛ガソリンのシールが貼ってあったのでこれは相当古い個体だと直感しました。そこで正面に回ってみたのですが…。
このフロントマスク、完全な最初期モデルではありませんか!!
ブローニィは1983年に登場して以降、2010年まで作りつづけられていましたが、途中何度もマイナーチェンジが行われ、外観デザインはその都度変更されてきました。1987年以降のモデルはフロントグリルが大型タイプとなるので、シンプルな顔つきの当該車両は間違いなく最初期モデル(1983年~87年)となります。久しぶりに目撃しました。
バックドア下部に貼られているステッカー類です。
マツダ車特有の独特なカタカナの書体に妙に萌えてしまいました。当該車両は後輪が小径のダブルタイヤゆえにフラットな荷台床面を実現させています。その伝統は現在のボンゴにも活きてますが、『フラットフロアー』と堂々とアピールされてるのが誇らしげにみえます。
そしてこちらは…。
今では当たり前になってるパワーステアリングがこれまた堂々とアピールされています。最大積載量は1250Kgとハイエースやキャラバンに負けないくらいの重積載を実現しています。
前述のとおり今から30年前の1983年に登場、以後2010年まで長期に渡って生産されていました。設計は古かったものの、商用車としての使い勝手やパッケージングは今でも通用するくらい優れていました。もう一度見直されてもいいクルマだと思うんですけどねえ。
1月13日、廿日市市の消防出初式を見学してきました。
この日は県内各地で出初式が開催されていましたが、朝起きるのが遅かったこともあり、近場の廿日市市にしました。木材港の昭北グラウンドで行われました。
全部はキリがないので無理ですが、式典に参加した車両を何点か掲載してみましょう。
トヨタハイエース、指揮支援車。
日野レンジャー、救命工作車。
日野/モリタ・スーパージャイロラダーMH(はしご車)
日産ディーゼル(現:UDトラックス)ビッグサム、水槽車。
日野デュトロ(トヨタダイナ?トヨエース?)、ポンプ車(圧縮空気泡消火装置)
日野レンジャー、化学車。
消防団はトヨタダイナ(トヨエース?)と日産アトラスがほとんどでした。
救急車も。トヨタハイメディック。
広島という土地のわりにはマツダ車が皆無だったのが不思議でした。会場内にいた唯一のマツダ車を。指揮車のカペラワゴンです。
ひとくちに廿日市市といっても現在は大野町、佐伯町、吉和村、宮島町も含まれており、エリアは非常に広大です。車両台数や署員と団員の頭数もですが、ギャラリーも多く見学に来られ賑わっていました。
というものの、ワタシは次の予定もあったのでざっと見学して会場を後にしました。
近年は軽自動車の需要が大幅に高まっている事を受けて、それまで軽自動車が存在しなかったトヨタも2011年に軽自動車がラインナップされるようになりました。
ダイハツからのOEMとなり車名はすべてピクシスとなります。
先陣を切って登場したのがピクシススペース、見てのとおりムーヴコンテのOEMです。よく見るとトヨタのCIエンブレムが貼られています。
こちらはピクシスエャbク、ミライースのOEMです。
なお、ミライースは先月スバル版も登場、プレオプラスの名称となります。
写真は撮れてませんが他にハイゼットのOEM車、ピクシスバン/ピクシストラックも存在します。
トヨタの販売力で本気で売れば圧涛Iな販売台数を誇るのは可能でしょうけど、ただし、本気になりすぎるとダイハツのディーラーが打撃を受けるでしょうし、トヨタとしても肝心の自社製のヴィッツやラクティスが喰われる懸念があり、そうなっては本末転唐ナすから、本格的な販売政策はとられておらず、むしろ消極的で売りたくないというのが本音のようです。しかし、売りたくないのでは存在価値を疑ってしまいますが…。
それでもそこそこ売れてしまうようで、最近は路上で遭遇する機会が増えてきました。
存在価値を疑ってしまうといいながら、視点を変えてみれば…。トヨタ車ユーザーが他社の軽自動車に流れるのを少しでも阻止するため、あるいはトヨタ車ユーザーのセカンドカーとして、あるいは他社の軽自動車に乗ってたユーザーをトヨタのブランドに引き込み、そこからパッソやヴィッツ、ラクティスなどに誘導するため…。売れる売れないは別にしても存在するだけで販売戦略上では重要な役目を背負っているともいえます。
しかし、軽自動車をラインナップに加えた事がいい方向に作用するか、悪い方向に作用するか、さて数年後の運命はいかに…?