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緑と赤の電気バス

2024年04月02日 | バスネタ

広島交通に続いて、広島電鉄と広島バスにも電気バスが導入され、3月下旬より正式に運用が開始されました。
両社の電気バスをアップしてみようと思います。

【広島電鉄】
広島200か2895、BYD K8、2024年式、61001。


広島200か2896、BYD K8、2024年式、61002。





【広島バス】
広島202い1、EVモーターズジャパン F8 series2-City Bus、2024年式、001。


広島200く2、EVモーターズジャパン F8 series2-City Bus、2024年式、002。





広島電鉄はBYD製、広島バスはEVモーターズジャパン製で、いずれも中国からの完成車輸入であります。BYDは中国メーカーで、EVモーターズジャパンは日本企業となります。
興味深いことに、両社とも既存の車両とは塗装デザインは異なります。これは1990年代末期に初のノンステップバスを導入したときのデザインとなります。
なお、導入にあたっては県の補助金事業を活用されてるとのことです。

主に市内循環のエキまちループで運用されています。そのほか、出入庫を兼ねて他の市内線でも間合い運用されています。

走行風景をいくつか。








実際に乗車もしてみました。
いすれもモーター駆動ということで、走りは滑らかであり、バッテリーの重量の関係か乗り心地もどっしりしてました。静粛性に関してはエンジンが無いので当然エンジン音は発生しませんが、ロードノイズやモーターのうなり音など、その他の音は耳に入ってくるので、好みは分かれるでしょうか。
車内レイアウトはBYDは後部までフラットな通路が伸びるフルフラットノンステップ、EVモーターズは前扉~中扉間がノンステップで車内後部の床面は段上げされるタイプとなっています。BYDは前から後ろまで通路が段差無しなのが特徴ですが、車内後部の座席は通路に対して高いのがネックでしょうか。EVモーターズは後部の段上げの床面が妙に高いのと、後部の座席に座るとヘッドクリアランスに余裕がないのが気になりました。どちらも一長一短でしょうか。座席そのものはBYDがローバック、EVモーターズがハイバックとなります。乗車して確認されてみるとよろしいかと思われます。


全国的に電気バスが普及していますが、いかんせん未知数な部分が多く、今後台数が増えてきて使用年数が長期化していくと、耐久性や整備コスト、環境面でのメリットなど、どういう結果になるのか気になるところでありますねえ。


最後に。
1997年に両社が初めて導入したノンステップバス。前述のとおり、今回の電気バスはこのデザインが用いられました。




車両は三菱ふそうエアロスターです。当時高価だったノンステップバスの導入コストを少しでも抑えるべく、メーカーカタログ車のデザインをそのまま採用されたのでした。



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