JR瀬野駅に広がる住宅地のみどり坂、今まで瀬野駅北口と団地内を結ぶスカイレールが運行されていましたが、4月いっぱいで運行終了されることになりました。
運行終了に先駆けて3月下旬より代替交通として「みどり坂タウンバス」の運行が開始されました。運行主体はスカイレールサービスで、運行受託は芸陽バスとなります。
瀬野駅北口へ出向くと、さっそく姿を現しました。
車両はオノエンスター(中国のヤーシン製アジアスターの日本仕様)の電気バスで、全長9メートル級の中型路線車であります。
合計8台導入されており、訪問時は3台動いてるのを見かけました。
広島230い30。
広島230い40。
広島230う50。
瀬野駅北口より、さっそく乗車してみました。
なお、前乗り後降り、運賃は先払い(均一運賃)となります。
みどり坂は丘陵の団地ということもあって、急勾配が多い環境下ですが、ゼロ発進で最大トルクを発生するモーター駆動の特性で、グイグイ走っていきました。
みどり中央で下車。
駅から乗車された方、団地内のお店で買い物された方など、こまめに乗降がありました。バスは運行エリアが広がったのと停留所も多く設けられているので、利便性は向上したかと思われます。
そのほか撮影した走行風景。
みどり中央駅の隣にバスの車庫が新設されました。画像では分かりにくいですが、電気バス専用車庫ということで充電器も設置されています。
せっかく来たのでスカイレールに乗車。4月中はバスと重複して運行されていました。
あくまでも生活の足ですが、空中散歩をしてるような感覚が新鮮でしたねえ。運行終了間近ということもあって、明らかに「乗りに来た」と思われる乗客がほとんどでした。
ムリヤリな感はありますが、バスとスカイレールを絡めた絵が撮れました。今後は二度と見られない光景です。
スカイレールは特徴的な交通機関だったゆえに惜しむ声も多いですが、収支や今後の維持を考えると、終了はやむなしといったところでしょうか。今後は新たに運行開始された代替バスが、スカイレールのように親しまれていただきたいですねえ。
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