SUITE VOICEが呉にやってきた

開催から1週間以上経過してしまいましたが、コーラスグループのSUITE VOICEが今年も広島にやって来られました。

GO GO WEST TOUR 2019と題して西日本方面へのツアーが組まれ、その一環で広島の公演が開催されました。広島には毎年来られてますが、今年は6月8日が東広島市黒瀬町、6月9日が呉市内というスケジュールでした。9日の呉での公演を見に行きました。
それと、サポートに広島のピアニスト、折重由美子さんも御出演されました。

呉市内での開催場所は昨年と同じく、千福醸造元となる三宅本店で、同社の敷地内にある酒工房せせらぎ内のホールでした。
正午からコーラスのワークショップが行われ、その後ライブという流れでした。



ライブの開始に間に合うように現場に到着しました。




ホール内のステージ、木で造られた空間が印象的ですねえ。



出演者は下記のとおりです。
SUITE VOICE：BABI(Sop,Alt)、MAKO(Mez)、KAO(Mez)、JUN(Alt)
サポート：折重由美子（Pf）

なお、公演中の撮影は禁止されてました。したがって、公演中の画像はありません。


15:00に開始されました。
まずはSUITE VOICEの4名。BABIさん、MAKOさん、KAOさん、JUNさんが登場されました。
昨年は7月に西日本豪雨で広島県内は各地で甚大な被害が発生してしまいました。呉市内も大きな被害を受けた地域でした。彼女たちにとっても広島、そして呉はとても縁の深い地域ということもあり、とても胸を痛めておられました。さらに、昨年6月の呉での公演の約1ヶ月後の時期でしたからねえ。急ピッチで復旧は進んでいきましたが、今後の復興を願い、アカペラ曲で祈りを捧げるように冒頭を飾られました。
そして、由美子さんもピアノの伴奏でステージに登場、5名編成で本格的にスタート。
BABIさん、MAKOさん、KAOさん、JUNさん、それぞれのパートならびにそれぞれの特色ある声が重なり合う歌の世界は、女性視点の繊細さや情熱さ、艶やかさがたっぷり溢れており、さらには緻密なコーラスアレンジで、華やかで彩り豊かな光景が広がっていました。由美子さんが奏でるピアノも歌のメロディやリズムを効果的に添えてくださり、彼女たちのクリアな歌声を一層引き立てられました。
楽曲はボサノバ、ジャズやポップス、アニメソング、由美子さんが書いた曲に詞をつけたオリジナルなどなど、幅広く選曲。いずれも楽曲の本来の持ち味を尊重しながらも、単なるカバーではなく自身の世界観で表現し成立させるのはお見事でありました。
木で造られた会場の空間も音の響きが格別で、とてもやさしくもあり、ぬくもりを感じましたねえ。

前述しましたが、当ライブが始まる前は、コーラスのワークショップが開催されてました。たくさんの方々が参加され、その成果を当ライブで披露されました。参加された方々はステージに立たれ大人数で合唱されました。ひとりひとりの声が重なり合ってひとつになり、歌うことの楽しさ、喜びを伝えてくださいました。

わずかな時間ではありましたが、多くの来場者に恵まれて盛況でありました。この場にお集まりになられたみなさん、いい笑顔でした。


そうだ、途中休憩のタイミングで、なんと三宅本店よりお酒の試飲コーナーが設けられ、いろんなお酒が振舞われました。今後発売予定のブルーベリーのお酒の試作品も出てきました。



最後はSUITE VOICEのみなさんに御挨拶。撮らせていただきました。

本当なら由美子さんも一緒の並びで撮影したかったのですが、あいにくタイミングが合いませんでしたので。
向かって右から順にBABIさん、JUNさん、MAKOさん、KAOさんです。
ワタシ個人的にも1年ぶりの対面でした。それゆえにお会い出来るのを楽しみにしてましたが、彼女たちも広島のリスナーにお会い出来るのを楽しみにされてました。音楽を通じて生まれた出会いと縁に本当に感謝です。このたびはありがとうございました。それと、ツアーおつかれさんでした。