はるうららライブ

音楽関係のネタが連続してますが、つづいては…。

4月30日、音楽喫茶ヲルガン座（広島市中区十日市町）にて、はるうららライブが開催されたので行ってきました。


ソプラノ／ピアノ、フルート／篠笛のデュオSTORY、安芸郡熊野町出身の姉妹デュオMebiusのジョイントライブでした。両者ともワタシ個人的にも面識あり、またSTORYの貴美子さんとMebiusの真実さんは音大の同期生ということもあり、両者はお互い交流が深いんです。両者の共演を拝見できる機会が訪れました。

STORY：酒井貴美子（Vo、Pf）、大谷麻美（Fl、篠笛）
Mebius：岡田真実（Vo、Pf）、岡田賀江（Vo、Gt）

公演中の画像はないので、文章だけになりますが。

前半はSTORYから。ソプラノとピアノの貴美子さん、フルートと篠笛の麻美さんののおふたりが登場。おふたりともヲルガン座は初めてとのこと。レトロでミステリアスな店内の風景にワクワクドキドキのようでした。
冒頭は貴美子さんのピアノ、麻美さんの篠笛によるインストゥルメンタルから。和の繊細なテイストで、日本の豊かな自然の風景をクロスさせたような音色でオープニングを飾られました。そして、曲によって麻美さんは篠笛からフルートに持ち替え、ピアノ・篠笛・フルートによる、それぞれの音色、それぞれの音によって創られた世界を味わい深くじっくりと届けられました。
インストゥルメンタルだけでなく歌モノもありました。ポップスのカバー（中島みゆきさんの糸など）やアイリッシュのカバー（ダニーボーイ）を貴美子さんは持ち前のソプラノボイスでお届けされました。圧倒的に伸びやかで透明感たっぷりのソプラノボイス、久しぶりに堪能できました。客席で聞いてたみなさんは魅了されてましたねえ。


後半はMebiusの登場となりました。広島を中心に精力的に活躍されてるMebiusは冒頭に書いたとおり姉妹デュオで、姉が真実（マミ）さん、妹が賀江（ノリエ）さんです。頻繁にお会いしてる気がするんですが、そういやあ1月以来だったかもしれん。さらにいうと、ライブハウス等ハコの施設で見るのはクリスマスパーリィー以来か…。
閑話休題。久しぶりにヲルガン座で出演されましたが、元気いっぱいのおふたりは爽やかな出で立ちでステージに登場。真実さんはピアノ、賀江さんはギターをそれぞれ演奏。そしておふたりによる姉妹ならではの相性抜群の爽やかなハーモニー。いつもながらのMebius節で、いつものような爽快感や安心感に包まれていきました。「Dear my friend」「ここにいるから」「♯33」などなど、自らのさまざまな愛を綴った作品をひとつひとつお届けされました。
昨年夏の豪雨災害で広島は被害を受けてしまい、おふたりの出身地の熊野町も甚大な被害が発生しました。支援活動の傍ら、支援の一環として復興ソング「フレフレのうた」をつくられました。今回もお届けされました。


終盤はSTORYの貴美子さんと麻美さんもステージに再び登場、4名セッションに。前述しましたが、貴美子さんと真実さんは同じ音大の出身でした。そのため学生時代から仲良しで現在に至るまで交流は続いておられ、ゆえに今回のジョイントライブも実現されました。かねてよりお互いを知ってる両者ゆえに、互いに遠慮なくトークのバトルになって、両者のメッキが剥がれそうになってしまいましたー。
で、4名のセッションですが、なんとイタリア語によるオペラのナンバーを貴美子さんと真実さんで歌う、つまり、貴美子さんだけじゃなく真実さんもソプラノボイスにチャレンジされました。これは聞き応えありましたよ。最後の最後は「ハナミズキ」のカバーで終了となりました。


折りしも当該公演は平成の最後を飾るライブとなりました。そんな貴重なひとときを最大限楽しむことが出来たようでした。会場に集まられたみなさん、いい笑顔でしたねえ。みなさん、おつかれさまでした。


なお、Mebiusはひろしまフラワーフェスティバルに出演されます。最後にそのスケジュールを記載します。どうぞ、応援に駆けつけてくださいませ。

5月3日

14:30～14:45、カーネーションステージ（平和記念資料館前）

15:45～16:15、プルメリアステージ（三川町ブロック　キリンビール）

5月4日

14:00～14:30、ダリアステージ（基町クレド1Fふれあい広場）

16:00～16:30　ポピーステージ（シャレオ中央広場）