小田急1700奮闘中 合運前2

2017-10-14 | 鉄道模型

左は先行した小田原方先頭車デハ1704、右は追いかけた新宿方先頭車デハ1703。

1704の時「ヘッドライトを低く」を意識しすぎて「前勝ち、低い位置」になった反省から1703では僅かに「後寄り、高い位置」持って行きました。

両者の中間がベストかもしれません。

問題は、差が有りすぎることです。


横から見るとこんな感じです。

ヘッドライトは薄く削ったモノをこのヘッドライト座に貼り付けることになります。

エポキシで接着した両方を中間地点へ移動する元気はありません。

片方を片方に近づけることにします。


決断しました。 新しい1703のヘッドライトを下げて前へ進めます。

エポキシとは言え、接着したところはサーフェーサーの上ですからシンナーをひたひたにして染み込むのを待ちます。

壊さないようにゆっくり強くヤットコで動かしてみますがなかなか手強く何十分も掛かります。


遂に外れました。 


両者を磨きます。 ああ、此処まで来てまたこれか!という事の繰り返し。


中心線をケガいて高さ位置に気を付けながら


エポキシで接着! 似た顔で微妙に高く!・・・が出来たでしょうか。


追いかけ中のサハ1752、ランボードの脚植え込み中に失敗して屋根に傷をつけてしまいました。 パテの出番です。


1日置いたエポキシ、カッターではみ出し分をカットしていきます。


サハ1752の屋根、修正部分です。 完璧には直りませんが仕方がないです。


デハ1703の雨樋上側の隙間感を無くすためにパテ塗ってみます。 本命はヘッドライトと屋根の一体感の方ですが。


削りました。


ホワイトメタルのタイフォーン。 スリットを削ってそれっぽくします。


真鍮製ヘッドライト、塗装が剥げ難く、剥げても目立たないように黒染めします。

テールライトも一般形骸骨→小田急骸骨改造して取り付けました。

左;後追いのデハ1703 右;先行していたデハ1704です。 似てきたでしょうか。


試しに渡板と手摺を付けて写真撮ってみます。(ポップアップします)


遂に追いつきました。

3両揃いました。 次は塗装です。

ガラス瓶に用意したのは密着バインダー(強力下塗り剤)

本命の目的はデハ1703の新しい手摺なのですが、ヘッドライトが剥げ易いかもしれない屋根にも吹きます。

 → 結果、少し手で触るとペタペタするので薄いクリアラッカーを吹いてから合運に持って行きました。

小田急ブルー(紺色)を吹いても良かったかもしれないのですが、

① やっぱり室内の塗装してから塗るべきと考えた。

② 急ぐと失敗すると思いました。

③ どうせ未完成ならサーフェーサー色の方が見栄えがするから。

ということを考えて此処で立ち止まりました。 残念。

現在、その後の進行はエナメル筆塗り室内と「やはり納得できないから」の瞬間接着剤が猛威を振るっています。 くわばらくわばら。

苦戦はまだ続いていますが合運一週間後の週末は毎日2件の行事・宴会が入ってしばらく休憩です。








知ってはいけない

2017-10-13 | 政治・経済

  “言ってはいけない”  と  “知ってはいけない”

よく似た題名の新書で、どちらも大変売れている本の様です。

“知ってはいけない”を知ったとき、随分“言ってはいけない”と似た題名の本だなと思いました。

“言ってはいけない”の中身は、人間はDNA次第だということが書いてあります。 衝撃的な内容ですが、私にはあまり大きな驚きはありませんでした。


ちょっとやそっとでは驚かない私が驚いたのは

“知ってはいけない”

の方です。


丁度、衆議院議員選挙が有りますが、その選挙で投票する前にこの小さな新書は読んでおくべきだと感じたので此処に書きます。



「日本が独立国ではない」 という事は皆感じていると思います。

私はアメリカ合衆国の属国だと思って居ました。

違うんですね。

アメリカ合衆国の大統領や、国務長官も実はあまり知らない事の様でした。

 トランプ大統領なんか、日本の独立を容認しそうな勢いだったのでチョット期待したりもしましたし、かつてのライス国務長官も、かつての在日米国公使も知らなかった事のようです。


 米軍が日本国の主人だったということです。

 アメリカ合衆国の政府も国民も知らない(一部の人は知っている・・・日本を独立させかねないドナルドトランプ等という人はこってり教え込まれたかも知れません)


 
 我々にとって重要なのは日本国憲法についてです。

 日本国憲法が進駐軍によって作られた事は“言ってはいけない”の「DNAのままである人間」と同じ様に驚かない内容です。

 「何月何日にGHQの誰が誰と相談して何条を執筆したか」まで全て判明

(憲法9条のルーツは1941年8月14日、真珠湾の4ヶ月前にFDRとチャーチルにより宣言された大西洋憲章)

 1946年11月25日「GHQが憲法の全てを執筆した事を批判、そのことに対する一切の言及」を検閲の対象として全て禁じました。

(同じ矢部宏治著“日本はなぜ「基地」と「原発」を止められないのか”“日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか”共著本“本当は憲法より大切な『日米地位協定』”等に書かれていると想像され、この本には書かれていません)


 憲法の重要な問題点は、現体制では「加憲」等すると、日本人は戦場に行く事になる「仕組」が米軍によって準備されている点です。

 著者、矢部宏治は怖ろしく大事なことをこの本(あるいはこれまでの著書)に書いています。 まさかとは思いますが、不慮の事故で亡くなったら怖いです。



 憲法の上位に米軍がある というのが日本の現実です。



 この本を読んでいない政治家が居たら、絶対に信用なりません。


 この本の内容は衝撃的であると同時に事実だと確信します。 米軍の持つ特権、日本のあらゆる法規の上を行く特権について他の人から聞いていたからです。 日本はアメリカの属国だからだと思っていましたがチョット違っていました。

 この本には「どうしたら良いのか」まで現実的に書かれています。

 「当たり前」が書かれているのですが、それができていなかったために太平洋戦争になり、占領後徹底的にコントロールされ、未だに主権が無い国家、国民という現実があるのです。

 先ずは騙されたと思って買って読んでみてください。

 衆議院議員選挙で投票するのはそれからです。






小田急1700奮闘中 合運前1

2017-10-13 | 鉄道模型

もう一両のデハ1700の前面手摺を前作に倣って作ります。


出来ました。

は、早い! (実際は時間が掛かっています・・・前回の1/4程度は)


サハの雨樋、綺麗に削ろうとし過ぎて中間部が剥がれてしまいました。 クリアラッカーを上から吹き掛けて固定しようとします。

しかし上手く行きません。

全然だめです。

地獄その一です。


悩んだ末、逆に屋根側をマスキング、業務用瞬間接着剤を投入!浸み込ませてマスキングテープをはがします。

業務用瞬間接着剤、よくつくのですが「少し出す」ということが難しく、マスキング無しでの大惨事ばかり起こしていました。


奇跡的に成功!

数日悩んだ末の「遂に解決」でした。

「マスキングする」というのは宴席で思いついたのでした。


1700系一次車、二次車は貫通路の渡板を常時下ろした姿で使われています。

手摺よりは渡板の方が少し前に出ているはずです。

強度を持たせて排障器?装甲?バンパー?として頑丈に作ることにします。


跳ね上げる事が有り得ないので固定ですが、写真に蝶番が写っているので半流のカーブに合わせた部分と渡り部分を別にして蝶番を表現する事にします。


材料が揃いました。 蝶番表現は径0.2㎜長さ0.7~8㎜程度(空気作用管用燐青銅線)
前面に差し込む座は0.4㎜洋白線です。

網目板はIMONの1/87蒸機ランボード用の網目板です。


マスキングテープで固定してから蝶番の燐青銅線を差し込み、裏から洋白線を付けつつ半田を表側まで回す作戦です。

実車の渡板、8角にも見えますが6角で少し上に折れているのかもしれません。 8角に作ると格好悪くていけないので6角で行きます。


一つは成功しましたが、一つ失敗で作り直します。


何回やっても上手く行きません。


毎日材料を用意してチャレンジしますが、


いったい何回失敗したのか・・・

地獄その二です。

そして今回のは半田用マスキングテープ・・・厚くて強い・・・を使っています。


何とか成功しました。 あとはキサゲです。

つづく





関東合運速報

2017-10-10 | 鉄道模型
10月7日(設営日)8、9日(本番)関東合運(正しくは鉄道模型関東合同運転開in埼玉けんかつ)が開かれました。


勿論鉄研三田会も参加、そろそろレイアウトに疲れが出ているのか少しトラブルです。

ポイントマシンの経年劣化でした。


設営日の宴会はけんかつの“コバトン食堂”をすっぽかして近くのラーメン屋中華店“チューリップ”での3000円飲み放題に参加しました。


飲み放題と聞いて行きすぎた感じです。


10月8日開会式でご挨拶する「鉄道サークル沼南」の巳鼻宏直代表です。


熊岡正悟君によるくす玉割でC6223牽引【ゆうづる】が発車します。

正悟君はマジックとして知られるウェザリングの熊岡正之さんの息子さんです。


メジロのめ次郎さんこと本荘裕二さんのC591が三田会レイアウトに入線しました。

JM(1/80 13㎜)で、牽いているのは鈴木英一さんの【はつかり】編成です。


そして越後線に入線しました。 天プラ客車を牽いています。


馬場富士夫さん、越後要介さんの工作教室です。


体育館での集合写真


和気あいあいの懇親会です。


上尾のビジネスホテル送りのメンバーとの別れ。


終了、撤収、そして解散前の鉄研三田会


いつものポルシェ928S4 88年2月登録29歳8か月で斎藤亨さんと一緒に往来しました。

とりあえず速報です。

帰宅当日小田急1700の塗装を開始しようかと思いましたが、疲れが有りそうなので1日伸ばします。






小田急1700奮闘中4

2017-10-05 | 鉄道模型
小田急1700系二次車、少しずつ進んでいますが今日の内容も十日位前の状況、と言って外観が大きく変わったわけではないです。

1日で5歩前進2歩後退の日もあり
1日で2歩前進4歩後退の日もあり
一週間で20歩前進19歩後退という凄まじい状況が続きます。

我ながらバッカみたいですが、妥協できないものは妥協できません。

でも、出来上がりはその拘り以前の何かできっとダメダメなものになるかもしれません。

我ながらバッカみたいです。


ランボードの脚を入れてみてこりゃダメ!

最初のデハ1700は0.5㎜穴開け後サーフェーサーが吹き付けられてからランボード脚だったので良い感じですが「後吹きサーフェーサー」無しではスカスカで回ってしまうし、抜けやすく、深さも安定しません。

後吹きサーフェーサーを吹くためには雨樋を取り付けてしまいたい。

雨樋について

1両目;雨樋を側板に取り付け後サーフェーサー、屋根は穴開け後削りなおしてサーフェーサー、側板=車体と屋根を最後に合体。

2両目以降;屋根と側板=車体を合体後、雨樋を隙間隠しに接着、その後にサーフェーサー。

としたいので、サーフェーサー吹くためには屋根と車体の合体をしなくてはなりません。


暴れがちな屋根板を車体にがっちり止めなくてはいけません。

削って合わせました。(もっとしっかり削る必要があることが後に判明します)

両方にゴム系接着剤を塗って貼り合わせます。

そして1両目では使わなかったクランプでがっちり固定します。


なんとなく隙間が出がちなところをギューギュー締めてみます。


サハも同じく。

雨樋後付組はシルヘッダーもまだプライマーを浴びていません。

ペーパーをやってみて感じたのは、厚みが増し気味だということです。

0.3㎜厚の紙は0.33~0.34㎜有るし、接着剤の厚みは馬鹿になりません。


こちら合体前に雨樋付けた1両目のデハです。

2、3両目をギューギュー締めあげて2~3日放っておく間にこちらの屋根/車体側板の隙間にパテを塗ってみることにします。

雨樋ははやばや固めてサーフェーサー漬けになっているのでマスキングテープで覆ってパテを塗ってみることにします。


塗りました。 7~8回塗り重ねました。

(このパテ塗りも技術的に拙かった事が後で発覚します)


2両目のデハに使う雨樋を作ります。

前面両隅の漏斗の角度、大きさ、0.8㎜程度の太さの寸法が揃って出来の良いものを選ばなくてはなりません。

ですからこんなに沢山切り出してみて選びます。


クランプから解放してやった2両目のデハ、そして選んだ2本の雨樋です。


20年愛用している例の宝石鑑定用ルーペで漏斗部分を拡大してみます。


貼り付けてみました。

接着剤は木工ボンド+水+界面活性剤を筆塗りしました。


反対サイドです。

1700系二次車は一次車と比べてこの漏斗が特徴で、一次車に有る屋根に上るステップが有りません。

(写真は確認できませんが、当然3位4位側にも漏斗が有り、サハとデハの連結されたどちらかに屋根に上がるステップが付いていそうな事は想像できますが、工作が大変でその甲斐も無いとみて「省略!」することにします)


サハにもぼろ隠しの雨樋です。


貼ってみました。

じつはデハの前面両隅の漏斗を作るのが大変で、サハ用には作りませんでした。

サハに使ったのはデハ用の漏斗不合格品です。

デハ用を作るより遥かに簡単に作れますが作らなかった・・・不合格品でいいや+作り忘れた・・・それが大苦戦の原因になります。


これが反対サイド。

不合格品の中から「太さ揃い」を選ぶときに、やや細めを選びました。


1両目のデハ、パテを削ったところです。 これが案外うまくいきました。


反対サイド。

断面が正三角形の鉄ヤスリで雨樋と屋根の間を削り込んだのが良かった。


3両揃ってサーフェーサーを掛けるために箱に入れて塗装場に。

1両目はごく軽く掛けます。


軽く掛けた1両目


さて、床板を切り抜くことにします。

ケガキ用には車体そのものを使います。


切ります。


切りました。


現状(つまり十日いや八日前の現在)こんな感じです。

此処から地獄をいっぱい見ます。 くわばらくわばら。