ポルシェタイカン試乗車を体感

2022-10-07 | ノンジャンル

ポルシェ高輪に立ち寄った機会にタイカンの試乗車を運転させて貰うことになりました。

実はバッテリーの交換作業の間を利用したのでした。

高輪営業所は昔のバルコム;BMWの代理店の場所です。

https://www.porsche.com/japan/jp/models/taycan/taycan-models/taycan/

な、なんと 9613 です。

9613 ってこれです。 三菱大夕張鉄道No.7(元国鉄 9613 です)

営業所スタッフの女性が助士席で案内してくれます。

この車“タイカン”のスタイルは何処にエンジンジャなくてモーターが収まっているのかわからない格好をしています。

右ハンドル、今時はほぼ全て右ハンドルです。 右ハンドルの外車は難しいです。 方向指示器が左側(左ハンドルと同じ側)だからです。

そして、ペダル2つが相当左に寄っています。 中央寄りに寄っているのです。 オートマチックだと大きな問題はないですね。 日本製の車と違ってペダルの位置はものすごく離してあります。

昔、フェラーリ(もちろん左ハンドルのマニュアル車)で酷い目に遭いました。

このてのスーパースポーツカーはタイヤハウスが異様にデカくて前に大きなエンジンが無い限りペダルが中央寄りに寄ることになります。

見慣れないインパネです。 普通は中央に鎮座するタコメーターは勿論ないです。

シフトレバーとは別にパーキングレバーが付いていてこれを上げれば即「P」に入ります。

充電は日本のEVと同じプラグで行う様です。 そこはテスラと違うところ。 

“タイカン”は北米でテスラの市場に食い込んでいるのだそうです。

走ってみて、なんの違和感もないです。

重いです。 スポーツカーではないです。 グランドツーリングカーです。 アクセルもブレーキも重めでポルシェ928の延長上にある存在だと思います。 これはタイカンのベーシックモデルなので928S4と比べて加速は大人しく感じます。

タイカンターボSなどになると0→100km/h 3秒余ですが、デカいからなのか最高速度270km/h程度です。 モーターの特性?

ちなみに私の991カレラSは0→100km/h4.1秒、最高速300km/hちょいだったと思います。

レインボーブリッジでお台場往復しました。 ハンドルはよく切れます。 助士席の女子撮影。

ともかく車が大きいです。 全幅1950mmあります。

往復中2回アクセルをべったり踏む機会がありました。

911の方が十倍もエキサイティングです。 アクセルをべったり踏む車ではないです。

同じポルシェの、911カレラに乗っている時と比べて周囲の車の反応が違います。

他の車が近づいてきません。

だから車が大きいけど道路が広く使える感じです。

青22号の「派手寄り」みたいな色ですが、よほど目立つ・・・近づいたらダメな車の様です。

E~Sports sound というのは運転者に少しだけですがモーター音を聴かせるものです。 その音は「新性能電車」のモーター音です。 つまり昭和の電車の音を聴かせてくるます。 ONでもOFFでも大した違いはない感じですが。

帰りました。 助士席から降りた女子が撮影の画像です。

最後の10 km/hからは普通のブレーキだが、それ以外の速度帯のブレーキは回生ブレーキだそうです。

私からは「回生ブレーキは発電した電気を架線に返すものであって、蓄電するものは発電ブレーキと言うのですよ」と説明しておきました。

そのブレーキが10km/hまで発電!その自然さにびっくりです。 大した技術力です。

惰行とかエンジンブレーキの具合は選べる様です。 日産のコマーシャルにブレーキランプの点灯しない減速は犯罪的にダメだと感じていましたが。

ベンツのハイブリッド車が洗練とはかけ離れていてトヨタとの違いにびっくりしましたが、今度はポルシェの技術にびっくりです。

また、928的なグランドツーリングカーが健在であることが分かって安心を憶えました。

コーヒーをいただいています。

911のぬいぐるみ、紺色の991カレラなので買ってしまいました。

新しくなったバッテリーで早速帰宅時にリッター9.3kmの記録が出て満足しています。