本社で一所懸命作業しました。
井門義博が死んだときに備えてラベルに情報を集めるわけです。
上の段(CとかDとか付かない国産蒸機の括り)が頑張ったところです。(まだ作り直しが発見されました・・・素人でも解るように「型式✖️✖️」をつけておく事が抜けていたり)
“J”は16番を表しています。
下段のDL群はラベル貼り替えは道半ばですね。
フェニックス店主荻原道信さんの作品は見事です。 9600の場合、ドームをどうやって作り替えているのか知りたいです。(亡くなっています)夕張鉄道の[21]のサンドドームは直径が小さく日本形9600のパーツから改造で作れるとは思えません。
店主作品に対するイモンの加工は、
① 全部の車輪と全てのヴァルブギアの黒染め(いさみやの常温黒染液による・・・やって見ると分かりますが大変な努力です)
② 全部の車輪タイヤ側面にプライマーを塗ってから車体の塗装の艶に合わせた黒ラッカーで塗装(動輪は回転させながら筆で)
③ 石炭の積み直し
④ キャブ窓全てに窓セル取り付け
このイモンの労力もとてつも無いものでした。
この①〜④はイモンの技術(というか、馬鹿でなくては出来ない信じられない執念)の真骨頂です。
黒染液を1時間、扱ってみたら意味がわかります。 一晩の徹夜ぐらいではかすった程度のことしか出来ないことが1時間で判明するからです。 ニッケルメッキを黒染めするのは真鍮や洋白の黒染めの300倍も労力が要るからです。 均一に、通電を確保した上でです。
荻原さんはイモンがどう生かそうとしているかも先刻承知で、この店主作品は“情報”であると語っていました。
一台の撮影したもの(肉眼では見えません、残念ながら)から語れば面白いかもしれません。
共産趣味の東ドイツ、PIKOの客車の加工です。
こういう一体成型のインテリア・・・のそのままを見るとファイトが湧く性質なのですね。
トイレは白くします。 アクリル缶スプレーを塗った上にアクリル白を塗るバカをやったのが手前のトイレです。
リキッドペーパーに切り替えました。(修正液です)
大量にあって工作の邪魔だったAーOneラベルを天井に貼ります。
トイレ周囲の壁に筆で室内色を塗ります。
暗青緑色も艦底色もシートの色ですからシート以外のところにあまり露出しないように工夫します。