今日は昨日と比べるずっと楽です。
大事な仕事を一つやってしまいます。
東急デハ3500形3連の中でまだ未電装だったデハ3507を電装しようという作戦です。
デハ3500の台車本物はWB2250mmですから1/87で26mm位です。 それを根拠に1/80として作った台車を1/87で使おうと企んだのですが当初台車がうまく作れなくて(東急委員会)一回り小ぶりなものしかできませんでした。
そこで軸穴はWB=24.5mmで開けました。
たまたまWB=24.5mmでできたわけではなく、模型の台車は出来上がってきた台車枠に適切なWBで後から機械加工で穴を開けるわけです。
だからこうしてWB=24.5mmのIMONギヤはピッタリ合うのです。
デハ3508は動力付きになっていましたが、うまくいかなかった台車なのでIMONギヤは一つだけ作ってありました。
台車をイモンが上手に組み立てればそれに合わせてWB26.0のIMONギアを2つ作って貰えばよかったのですが、もたもたしている間に体が動かなくなってしまったのでWB26.0を諦めました。
改めて不本意でもありますがWB24.5で観念して完成に向かいます。
デハ3507はIMONギアだけが欠けている状態でした。
でも動力化するならば集電力を強化します。
抵抗になる集電機構は動力台車であればOKです。 走行を重んじる鉄道模型には付随台車には転がりの方が大事です。
左てIMONの13mm用集電ブラシを使おうと考えていたら集中力がだめでネジ穴(径2mm)から16mmの位置を切ろうとして11mmで切るというチョンボをしてしまいパーにしてしまいました。
仕方がないのでスパイクモデルの集電ブラシを使います。
12mmと13mmは車輪踏面に当てる集電ブラシは全く同一で大丈夫です。
集電ブラシをマクラバリにつける時の絶縁段付きワッシャ、左がスパイク(細い所の外径は1.9mm)右IMON(細い所の外径2mm)
集電ブラシはスパイクですが、穴を2mmに拡大してIMONの段付きワッシャを使います。
理由は電気の受け渡しを2mm用ラグ板を使うと決めたからです。
重ねて2mmの段に綺麗に嵌めたいです。
小さいラグ板、この2つは両方ともIMONです。
南品川工房と五反田工房のこんな微妙な差があります。 小さい方が多分五反田です。 ナローがあるからでしょうか? ハンダ部分が幅広の方が南品川だと思います。 複数のリード戦をハンダすることを考えていると思います。
まだ普通の車輪が入っていますが、この動力台車の絶縁側は集電して床板へアースします。 床板がリード戦代わりです。 ペーパーモデルならではですね。
アースした状況です。 これで「そのアース側」は6点集電、反対側は4点集電となります。 軸受からの集電よりも集電ブラシは5倍も効果的に集電できますからISカプラーがなくても集電はバッチリです。
これでできたつもりでした。
なんと逆走します。 が〜〜ん!
モーターの端子を入れ替えました。
上手く行きました。 深度合成で撮ってみました。