日本精密模型のマニ60です。
早速分解、改修できるところがあれば手をつけたいと考えてのことです。
この模型最大の問題点と言われている車体のSuica、ジャなくて垂下をなんとかできるかどうか・・・・
妙に明るい床板上下を外したらバラバラになりました。
接点板の間隔をISカプラーと比較しておきます。 当然ですがなんの関連性も無いですね。
台車の固定方法がわかりません。 これらのパーツはどう使うのか?
マニ60はもう一台ありましたのでそれを見て確認、この様に組み立てるのでした。
右端に接点板の上を滑るように作られたL字形のパーツはテールライトのON/OFFスイッチでした。
もはや同時に扱います。
屋根はグレー←それはあり得ません。 木製キャンバス貼りですから黒です。 ですので塗装します。
屋根のグレーは正確にいうと有ります。 田島ルーフィング田島会長に現物を頂いたのですが、木製キャンバス屋根の客車も新製時にはグレーの屋根用の防水材を貼られていたものが多いはずです。
それは客車の落成写真に見る事ができます。
しかし私が撮影していた時代、木製屋根の客車は1m幅のキャンバス5枚をコールタールで固めたものしかありませんでした。
写真で確認してみれば「グレー」が全く無い黒から汚れた屋根色が白黒でも理解できると思います。
ねずみ色に塗られた鋼板屋根の客車との強烈なメリハリがわかると思います。
垂下がこちらもすごいです。
欧州形で散々使った鉄製ウェイトを手で調節して緩い太鼓状にする作戦
床板とした状態ではこんな感じです。
正直言って焼け石に水だと思いますが、僅かな気休めにはなります。