TRIX シンプロンーオリエントーエクスプレス

2021-04-19 | 鉄道模型
TRIX製品で“100周年 シンプロン・オリエント・エクスプレス“というものです。

TRIX はかつては直流3線式というユニークなシステムのHOを中心とした鉄道模型メーカーでしたが今ではメルクりん傘下で直流2線式模型のブランドとなっています。
この模型もメルクリン(交流3線式)での製品も発売されていると思われます。


Rocoは良いメーカーですが、フライシュマンの製品の方が重厚と感じます。 それよりも更に重厚な感じがする製品です。

とはいえ、数多の欧州形量産品メーカーの例に漏れずユーザーの工作が要求されます。

エポックⅠ~Ⅱの製品に見られる車端部分両側4箇所に付けられるパーツ(何であるのか知りません)を付けないと格好がつきません。


そのパーツ、基本セット五両に対して20個・・・予備はゼロです。

手前の大きな手すりの様なものは「予備部品」です。

ボシュロム製宝石用ルーペが無いと見えないほど難しい作業が必要なパーツはユーザー取り付けで予備ゼロ、デカい手すりは全部余る様になっています。

そして、荷物車にはぶかぶかで瞬間接着剤を使わないとたちまち失われる感じです。

寝台客車のそれに瞬間接着剤を付けて取り付けようとしたら全く入りません。

写真に見えるようにドリルで穴を拡大して瞬間接着剤で取り付けました。

接着剤無しで取り付けてみるときついですがピッタリ入って接着剤無しで充分な取り付けができます。

食堂車はその中間、やや寝台車寄りです。


寝台車には行き先表示板を付けなくてはなりません。

シールですがすごい粘着力です。

シンプロン・オリエント・Exは1919年パリ→(シンプロントンネル経由)→ベオグラードで運行開始、

翌1920年ベオグラード→イスタンブールが延長されました。

この表示板は「パリ→ベオグラード→イスタンブール」なので1920年以降だという意味です。

だから100周年で2020年(いや、2021年か?)に発売されたわけですね。

中途ですがギブアップです。