IMONの581/583系です。 左が旧い箱、右は改良型の「箱in箱」にしたものです。
紙箱の入れ替えを行なっています。
古い箱は車輪の下の部分が二重になった「囲い」で、囲いと囲いの間にアクリル板を挟んで車両の重みと戦う様になっていました。 しかしDC、 ECでは車両の重量に負けるのでした。
「箱in箱」の姿は最初「出来ません」ということからこのスタイルだったのですが、結局出来たのです。
新しい箱は上下方向は小さくなりました(緩衝材;モルトの寸法は共通です・・・混乱を嫌ったのです)
古い箱の側から新しい箱を見ます。 古い箱の時も中仕切は箱よりは少し低く作りました。 この高さの「差」が人に見せる時のポイントになると感じています。
新しい箱の側から古い箱を見ます。
新しい箱では内箱の高さを低くしました。 車両の見映えをより良くするためです。 車両の安定には全く十分です。
下敷きモルトは3mm厚で同じですが、旧タイプでは箱全体に一枚、新タイプでは内箱毎に独立した一枚です。 面倒ですが作る方は2両用には2枚、10両用には10枚同じモルトを入れるだけのことで量産できます。
箱の底の厚紙が二重になる分だけ厚みのある箱になります。(ですかたスリーブは新規に作り直しです)
【北斗星】は古いタイプの箱です。
それは残念ですが【北斗星】の客車は170g台の驚くべき軽量客車なので大きな問題にならないと思います。
同じ新しい箱に収まってより良い整理ができます。
この箱は模型を鑑賞する時、線路に載せるために車両を出すときはこの様に平らに置きますが、収納するときはあくまでもNゲージのブックケースの様に立てて保管しておくべきものなので新しい箱が断然優れているのです。