C1161_[熊]

2013-01-30 | 鉄道模型
台湾の話題に直ぐに行きたいところなのですが、一週間殆ど留守にしていた関係で猛烈に忙しく、此処は“つなぎ”ということで準備済み話題に少し逃避させて下さい m(_ _)m


C1161は熊本の緑ナンバー、二次型のC11です。


なかなか好ましい機関車で、実機は丁寧に白線で飾られていた時代が長いのですが、40年代前半はサイドタンク全周に白線が入って居たりしてやや装飾過剰のけがありました。

40年代後半に入って白線を放置したために徐々に消えてしまい、緑ナンバーだけが残って・・・・その方が好ましい感じなので白線無しで仕上げます。


こちら、テールライト片方有りませんので適当に工面します。


塗装が届いていないところが結構有ります。

① エアタンク上側(此処で見えています)
② 炭庫側窓の庇の下側周辺(これも此処で見えています)
③ 後面の運転室用新鮮空気取り入れ口の内側

等です。

煙室の筆塗り塗装後に黒を吹く前にエナメルで色差ししておきます。


二次型はキャブ屋根にもリベットが有りますが、リベットより目立つゴミが塗り込められてしまっています。


デフは逆に塗装が厚くなりすぎてしまったことが判るような塗装です。


鋳物の十文字の煙室ハンドルですが、西日本のタイプではなく大宮工場タイプが付いてしまっています。


乗工社→IMONが引き継いだ広島工場タイプの煙室ハンドルに交換する事にします。

C1161はハンドルの尻尾が短いのでここの部分はナサケナイです。


黒染してからエナメルを筆塗りしてゴム系接着剤で付けます。

いつもの‘いさみや’の常温黒染液ですが、黒染する事によって塗装の「食い付き」が良くなると感じています。


分解して


水タンク左下にボテッと塗料が固まりで落ちた跡があります。


サンドペーパーを掛け始めました。


こちらサイドも。

キャブ屋根の平滑化が厄介なのでいつもよりも少し粗いサンドペーパーを使いました。



運転室内部の塗装です。


「黒」を吹く前にきっちり塗っておく事が重要です。 黒が漏れて少しウェザリング状態になって丁度良いのです。


リベットを避けながら塗装内のゴミを削り取って行きます。


マスキングして


塗装に出発です。



大変です! サンドペーパーが粗すぎて跡がこんなに残ってしまいました。



細かいサンドペーパーを掛け直しました。

サンドペーパー仕上げというのも“あり”かな?と少しだけ思ってしまいました。


発電器の排気汚れ表現をしてみます。


まずこちらの色から (フラットアースかな)


‘バフ’等加えて複雑な感じにしていきます。


こんな感じになってきました。

サンドペーパー掛けの上から黒吹付けのついでに「筆による表現」の上にもウェザリングが掛かって丁度良くなります。


塗装の届いていない処の色差し(此処は最初からレッドブラウン=錆)を忘れないようにしなくては!


黒を吹付け

(IMONカプラーも「ついで」に吹いておきます)


汚し色も吹いて、

組み立てて完成です。


ナンバープレートの用意もします。


仕上げ終了です。









サンドぺーパーが粗すぎた時はどうなるかと思いましたが、リカバー能力が上がってきたかなと思います。