モデルワムの完成品を弄ってみます。
完成品はそのまま楽しむのが基本です。
そのように作られています。
それを改変しようと企む事は「イケナイ事」ではありますが、私は鉄道模型復活後20年、基本的に完成品を弄って遊んできました。
仕上げたら体積で1/4になるIMONの箱に入れ替えます。 元箱はウレタンを使っていますのでそのまま入れておくのは不可能です。
ヴェスターヴィーゼ(WW)のオハ62(室蘭本線各停用のつもり)と比べてみます。
オハ62の内側窓が室内色(←間違い、車体色が正解)でいけませんが、椅子の見た目を比べます。
ワムは椅子が青(つまりモケット貼り)です。
座面の色にしたのでしょう。
しかし背ずりは木製にしなくてはいけません。
座面は殆ど見えないのに対して背ずりは窓から見えて目立ちます。
また端の背ずりが無いのも気になります。
かたやWWはキットであり、インテリアや室内灯は無視していますからワムは完成品で室内灯点灯&インテリア付は立派です。
床下も比べてみます。
台枠表現をしてある「WW」
若干の配管類を表現している「ワム」
室内等も点けてみます。 随分赤いですね。
床まで真っ赤です。
開けてみると
こんな感じです。 仕切りは多過ぎ?
背ずりに(筆塗りで)塗る色の候補を並べてみます。
でも適当な色が無い感じがします。 アクリル系2色を混ぜるのが適当な気がしますが
缶スプレーの吹付という作戦をとることにします。 マスキングです。
それにしても椅子の色はカツミやKATOと同様の情けない色でがっくりです。
マスキング前
マスキング後
こちらオハユニもマスキング終了。
室内仕切り板に付く背ずりはプラ版で仕立てます。
本当は0.5mm厚が適当ですが、一番使い道が無い‘1mm厚’を使います。
吹きつけました。
吹いたのは‘アトム’の水性ウッドブラウン。
ところが、昔から使っていたその缶スプレー、古くなっていたらしく綺麗に吹けませんでした。
溶剤が飛んでしまっていて塗料が硬くて破裂的に出てしまったのです。
それによって大変なことになりました。 ・・・飛ばないと思った方向、距離まで飛び散って車体に付いてしまったのです。
背ずりに対しては「ぼってりしてしましたがとりあえず「ウッドブラウン」は塗れました。
飛び散った「ウッドブラウン」です。 “グ-ゴーン”を使って剥がそうとしています。
もちろん“グ-ゴーン”位で落ちたりしませんが、これを染みさせて細かいマイナスドライバーの先で宝石用ルーペで見ながら一粒一粒剥ぎ落していきます。
ドライバーだけでは塗装表面を傷める事多大になりそうです。
椅子のマスキングも剥がしていきます。 車体表面を汚してしまった事で椅子の塗装などどうでも良いという気分です。
窓ガラスはポリカーボネイトのようで、平面性、固さ、透明感など素晴しいです。
しかし、汚れが飛んだので剥がして棄てることになりました。
そして床のオレンジ色が凄いので茶色に塗って落ち着かせます。
そして車端仕切板に背ずりを貼ります。
貼りました。
HO1067で車輪が白いのは今やモデルワムだけです。
なんとか黒染めしなくてはなりません。
ネジを外してみましたが分解できません。 渋いのかと思って剥がしてみたら半田付けです。
このネジは分解用ではないのかもしれません。
黒染めは綺麗に行きました。
組み立ては難しいです。
シビアな設計になっています。
客車デッキはクリーム色のような色です(色の名前は忘れました)
この3色を掛け合わせた色に塗ることにします。
貫通幌側が開いたデッキは2両中2か所有ったのですが、オハフ1両だけ塗りました。
幌の中に見える室内色(デッキのクリーム色)はIMONのパーツ台紙を切って使います。
こんな感じになります。
椅子背ずりの色がウッドブラウンになってなかなかいい感じになりました。
さてこちらはオハユニ61、吉都線の客車列車には絶対欠かせない客車です。
車輪は取り出して黒染めした方が遥かに綺麗に仕上がりますが、分解(実は破壊か?)すると面倒なのでそのまま黒染めします。
それなりに上手く行きました。
キャンバス張りっぽく見せるためにベンチレーターをマスキングして屋根にスエード調スプレーを吹きます。
0.7mm幅を選んでこのように巻いていきます。
屋根を付けて
台車まで覆ってマスキングします。
吹きました。
マスキングを外します。 雨樋上面は屋根色だったのですが、本当はここまでぶどう色に塗ってあると助かります・・・
デカールを貼ります。
水で浸して
台紙から外れたら
貼り付け、乾いたら表側のフィルムも文字から外れて文字だけが残る優れもの
のはずが、文字ごと取れてしまいアウトです。
あの優れものデカールはやめてしまったのでしょうか・・・・
仕方なくマークソフターで溶かし気味に付けていくことにします。
鹿カコが剥がれ事故で失われてIMONインレタの鹿カコ(下がそうです)で代用します。
WWが1両、ワムが2両客車区に配属になりました。
オハ62 札ムロ(ヴェスターヴィーゼキット組立)
オハフ61 鹿カコ(モデルワム)
その反対面。
オハユニ61 鹿カコ(モデルワム)
その反対面。
左;ワム、右;WW
ワムは分解を拒む構造なのでウェザリングはほぼ不可能です。
あまりにも同時に発売されるので弄る時期を揃えなくてはならない強迫観念に襲われ苦しい作業でした。 参りました。
私の塗装失敗がいけないのですが3両でフェニックス蒸機の仕上げの6両分程度の時間は優に使う羽目になりました。
今後は気をつけて作業しなくてはいけません。
完成品はそのまま楽しむのが基本です。
そのように作られています。
それを改変しようと企む事は「イケナイ事」ではありますが、私は鉄道模型復活後20年、基本的に完成品を弄って遊んできました。
仕上げたら体積で1/4になるIMONの箱に入れ替えます。 元箱はウレタンを使っていますのでそのまま入れておくのは不可能です。
ヴェスターヴィーゼ(WW)のオハ62(室蘭本線各停用のつもり)と比べてみます。
オハ62の内側窓が室内色(←間違い、車体色が正解)でいけませんが、椅子の見た目を比べます。
ワムは椅子が青(つまりモケット貼り)です。
座面の色にしたのでしょう。
しかし背ずりは木製にしなくてはいけません。
座面は殆ど見えないのに対して背ずりは窓から見えて目立ちます。
また端の背ずりが無いのも気になります。
かたやWWはキットであり、インテリアや室内灯は無視していますからワムは完成品で室内灯点灯&インテリア付は立派です。
床下も比べてみます。
台枠表現をしてある「WW」
若干の配管類を表現している「ワム」
室内等も点けてみます。 随分赤いですね。
床まで真っ赤です。
開けてみると
こんな感じです。 仕切りは多過ぎ?
背ずりに(筆塗りで)塗る色の候補を並べてみます。
でも適当な色が無い感じがします。 アクリル系2色を混ぜるのが適当な気がしますが
缶スプレーの吹付という作戦をとることにします。 マスキングです。
それにしても椅子の色はカツミやKATOと同様の情けない色でがっくりです。
マスキング前
マスキング後
こちらオハユニもマスキング終了。
室内仕切り板に付く背ずりはプラ版で仕立てます。
本当は0.5mm厚が適当ですが、一番使い道が無い‘1mm厚’を使います。
吹きつけました。
吹いたのは‘アトム’の水性ウッドブラウン。
ところが、昔から使っていたその缶スプレー、古くなっていたらしく綺麗に吹けませんでした。
溶剤が飛んでしまっていて塗料が硬くて破裂的に出てしまったのです。
それによって大変なことになりました。 ・・・飛ばないと思った方向、距離まで飛び散って車体に付いてしまったのです。
背ずりに対しては「ぼってりしてしましたがとりあえず「ウッドブラウン」は塗れました。
飛び散った「ウッドブラウン」です。 “グ-ゴーン”を使って剥がそうとしています。
もちろん“グ-ゴーン”位で落ちたりしませんが、これを染みさせて細かいマイナスドライバーの先で宝石用ルーペで見ながら一粒一粒剥ぎ落していきます。
ドライバーだけでは塗装表面を傷める事多大になりそうです。
椅子のマスキングも剥がしていきます。 車体表面を汚してしまった事で椅子の塗装などどうでも良いという気分です。
窓ガラスはポリカーボネイトのようで、平面性、固さ、透明感など素晴しいです。
しかし、汚れが飛んだので剥がして棄てることになりました。
そして床のオレンジ色が凄いので茶色に塗って落ち着かせます。
そして車端仕切板に背ずりを貼ります。
貼りました。
HO1067で車輪が白いのは今やモデルワムだけです。
なんとか黒染めしなくてはなりません。
ネジを外してみましたが分解できません。 渋いのかと思って剥がしてみたら半田付けです。
このネジは分解用ではないのかもしれません。
黒染めは綺麗に行きました。
組み立ては難しいです。
シビアな設計になっています。
客車デッキはクリーム色のような色です(色の名前は忘れました)
この3色を掛け合わせた色に塗ることにします。
貫通幌側が開いたデッキは2両中2か所有ったのですが、オハフ1両だけ塗りました。
幌の中に見える室内色(デッキのクリーム色)はIMONのパーツ台紙を切って使います。
こんな感じになります。
椅子背ずりの色がウッドブラウンになってなかなかいい感じになりました。
さてこちらはオハユニ61、吉都線の客車列車には絶対欠かせない客車です。
車輪は取り出して黒染めした方が遥かに綺麗に仕上がりますが、分解(実は破壊か?)すると面倒なのでそのまま黒染めします。
それなりに上手く行きました。
キャンバス張りっぽく見せるためにベンチレーターをマスキングして屋根にスエード調スプレーを吹きます。
0.7mm幅を選んでこのように巻いていきます。
屋根を付けて
台車まで覆ってマスキングします。
吹きました。
マスキングを外します。 雨樋上面は屋根色だったのですが、本当はここまでぶどう色に塗ってあると助かります・・・
デカールを貼ります。
水で浸して
台紙から外れたら
貼り付け、乾いたら表側のフィルムも文字から外れて文字だけが残る優れもの
のはずが、文字ごと取れてしまいアウトです。
あの優れものデカールはやめてしまったのでしょうか・・・・
仕方なくマークソフターで溶かし気味に付けていくことにします。
鹿カコが剥がれ事故で失われてIMONインレタの鹿カコ(下がそうです)で代用します。
WWが1両、ワムが2両客車区に配属になりました。
オハ62 札ムロ(ヴェスターヴィーゼキット組立)
オハフ61 鹿カコ(モデルワム)
その反対面。
オハユニ61 鹿カコ(モデルワム)
その反対面。
左;ワム、右;WW
ワムは分解を拒む構造なのでウェザリングはほぼ不可能です。
あまりにも同時に発売されるので弄る時期を揃えなくてはならない強迫観念に襲われ苦しい作業でした。 参りました。
私の塗装失敗がいけないのですが3両でフェニックス蒸機の仕上げの6両分程度の時間は優に使う羽目になりました。
今後は気をつけて作業しなくてはいけません。