HO1067の客車製品では「FAB&ヴェスターヴィーゼ」と「モデルワム」がぶつかることが多いです。
今回はオハ61系でぶつかりました。
例によって両方買ってみましたのでレポートしてみようかと思います。
ヴェスターヴィーゼ(WW)のオハ61系は当然全てキットで、インテリアは含まれておりません。
必要に駆られてIMONではプラ椅子客車インテリアを発売しました。
椅子だけでは綺麗に取付出来ませんので真鍮エッチング抜きの椅子取付板も発売しました。
付け方がどんな方法であっても
①椅子を揃える
②シートピッチを出す
為には椅子取付板は極めて重要です。
従来製品(ロザ椅子)では塩ビ板をプレスで抜いていましたが、とても高原価でやっていけず、真鍮薄板エッチング抜きにしました。
重量は、強度上不要な部分は抜いていますので『充分』に軽いです。
これは椅子取付板にプライマーを掛けてスプレーで黒塗装を掛けたところです。
脇道に逸れますが、この並びは「塗装場」のハリケーンブロアーの新旧です。
偶然ですがたまたま買ってきたモノは20年前に買ったブロアーと殆ど同じものでびっくりしました。
インテリアを付ける前に室内灯チェックです。
これはIMONの『W1000-330』です。
走行中ちらつかない事を狙って330μFのコンデンサー付きです。
コンデンサーを生かすために1個のLEDで全体を均等に照らす工夫をしています。
「FAB/WW」客車で気にしなければならないのは便所排水管と洗面所排水管です。
この車両では「便所」は根元を緩いS字に曲げて台車に当たる部分を外側に張り出させ、「洗面所」は先を切り落として仕舞いました。
塗装を終わった椅子取付板です。
椅子を取り付ける「コマ」は余る様にしてあります。 どの部分を切り落として棄てようか・・・
考えてみると“トビカ”常温黒染スプレーで充分ですね。
仕切板寄りはこのままでは「端の椅子」が仕切板と離れてしまうのでこの様に切り詰める必要があります。
定員96名分の椅子を取付板に接着しました。
オハ61系としては、座面が「青」ですが、この車両に関してはそのまま付けてみることにします。
椅子の接着が乾くまでの間に「屋根」と「床下」に汚しを吹きます。
棄てるカレンダーなどの惜しくない紙を車体の大きさに切って折り曲げてマスキングに使い、マスキングテープを節約します。
インレタ済みの車体にマスクする時には絶対必要なやり方ですし、塗装が余り強くない時にも必要なやり方です。
端面はどかっと貼って
ハサミで切り落とします。
無駄な部分にマスキングテープが余っていたら吹付けた「塗料」はその隅に溜まってしまい、端面側からも吹けないので絶対必要な作業です。
下回りと台車も汚します。
車輪を外して、ブレーキシューに色差しでもして、マスキングして準備完了。
今日の吹付けは「鰻のタレ」+カナリヤにしてみました。 (屋根を重視しています)
台車が4つだったし、車体は2つ・・・
オハ35の「キノコ妻」を1両同時に作業しておくことにしたわけです。
汚し吹付けへ
客室側から見た車内仕切板にポスターを表現出来る様
に紙をテキトウな大きさに
切って貼ってしまいます。
椅子取付板に椅子が接着されたモノを
アングルに乗せるスタイルで接着していきます。
どんどん取り付けていきます。
椅子取付板のお蔭で簡単に綺麗に取付出来ます。
もう組立ってしまいました。 さあインレタです。
IMONのL001、003,007,009の4種類を使います。
定員96名を転写してから「札サウ」の札だけを転写します。
「札ムロ」・・・室蘭にしたいのです。
カタカナの「ム」を切り取ってメンディングテープで希望の位置に留めます。 それをシャープペンで転写します。
同じく「ロ」を留めて転写します。
(此処に見えるIMONカプラーHO-101ですが、左側肉抜きの穴の中を黒く残して錆色を塗る正しいドレスアップをしてあります)
換算 積3.5 空3.0 の表記をメンディングテープで留めて
ちゃんと擦れる位置から擦って転写します。
この場合、ビデオテープに右手を置いて「佳い高サ」を出しました。
インスタントレタリング、クロマチック等の転写には「ボールペン等」と書かれていますが、シャープペンの方が「佳い」です。
IMON製品、工房ではシャープペンで転写しています。
「ネームランド」で「ネーム」を剥がした後の裏紙のつるつるの面を転写済み文字に当ててシャープペンで転写の時より少し強く擦って『きちんと』転写を固定します。
IMONのこれらのレタリングは「クロマティック」なので余り強く擦ると文字が崩れるので注意が必要です。
普通のインレタは「固体インレタ」とするとクロマティックは「液体インレタ」のように私は感じています。
クロマティックは比較にならないほどよく転写できますが、面積当りは原価が高いです。
面倒くさくて「形式番号」はさっさか貼ってしまいました。 真ん中からずれたァ・・・
丁寧にやらないとイカンですね。
小さい宝石用10倍ルーペと比べてもこんなに小さい端面の「形式オハ62 自重××t」という表記に使う「形式、自重」の文字です。
このルーペは絶対に必要です。 IMON各店で同一ではないですが同じ10倍ルーペを売っているはずです。
固定して転写します。
L007「形式・自重・全検」から切り取って組み立てていきます。
私としても初挑戦でやって見ます。
形式オハ・・・・ハの半分が転写できていません・・・
形式オハ62
自重まで転写しました。
出来は・・・・40点(もっと頑張りましょう)
全検表記も貼りました。
本当はデッキ内塗装もするべきでしょうが今回やる気が出なくて「このままでいいや」です。
軽くてよく走る客車が一台手元に出来上がり
ましたが、
実は、
二重窓内側窓枠の色はこれでは間違いで、車体外装色でなくてはいけない様で宿題が残った形になりました。
今回はオハ61系でぶつかりました。
例によって両方買ってみましたのでレポートしてみようかと思います。
ヴェスターヴィーゼ(WW)のオハ61系は当然全てキットで、インテリアは含まれておりません。
必要に駆られてIMONではプラ椅子客車インテリアを発売しました。
椅子だけでは綺麗に取付出来ませんので真鍮エッチング抜きの椅子取付板も発売しました。
付け方がどんな方法であっても
①椅子を揃える
②シートピッチを出す
為には椅子取付板は極めて重要です。
従来製品(ロザ椅子)では塩ビ板をプレスで抜いていましたが、とても高原価でやっていけず、真鍮薄板エッチング抜きにしました。
重量は、強度上不要な部分は抜いていますので『充分』に軽いです。
これは椅子取付板にプライマーを掛けてスプレーで黒塗装を掛けたところです。
脇道に逸れますが、この並びは「塗装場」のハリケーンブロアーの新旧です。
偶然ですがたまたま買ってきたモノは20年前に買ったブロアーと殆ど同じものでびっくりしました。
インテリアを付ける前に室内灯チェックです。
これはIMONの『W1000-330』です。
走行中ちらつかない事を狙って330μFのコンデンサー付きです。
コンデンサーを生かすために1個のLEDで全体を均等に照らす工夫をしています。
「FAB/WW」客車で気にしなければならないのは便所排水管と洗面所排水管です。
この車両では「便所」は根元を緩いS字に曲げて台車に当たる部分を外側に張り出させ、「洗面所」は先を切り落として仕舞いました。
塗装を終わった椅子取付板です。
椅子を取り付ける「コマ」は余る様にしてあります。 どの部分を切り落として棄てようか・・・
考えてみると“トビカ”常温黒染スプレーで充分ですね。
仕切板寄りはこのままでは「端の椅子」が仕切板と離れてしまうのでこの様に切り詰める必要があります。
定員96名分の椅子を取付板に接着しました。
オハ61系としては、座面が「青」ですが、この車両に関してはそのまま付けてみることにします。
椅子の接着が乾くまでの間に「屋根」と「床下」に汚しを吹きます。
棄てるカレンダーなどの惜しくない紙を車体の大きさに切って折り曲げてマスキングに使い、マスキングテープを節約します。
インレタ済みの車体にマスクする時には絶対必要なやり方ですし、塗装が余り強くない時にも必要なやり方です。
端面はどかっと貼って
ハサミで切り落とします。
無駄な部分にマスキングテープが余っていたら吹付けた「塗料」はその隅に溜まってしまい、端面側からも吹けないので絶対必要な作業です。
下回りと台車も汚します。
車輪を外して、ブレーキシューに色差しでもして、マスキングして準備完了。
今日の吹付けは「鰻のタレ」+カナリヤにしてみました。 (屋根を重視しています)
台車が4つだったし、車体は2つ・・・
オハ35の「キノコ妻」を1両同時に作業しておくことにしたわけです。
汚し吹付けへ
客室側から見た車内仕切板にポスターを表現出来る様
に紙をテキトウな大きさに
切って貼ってしまいます。
椅子取付板に椅子が接着されたモノを
アングルに乗せるスタイルで接着していきます。
どんどん取り付けていきます。
椅子取付板のお蔭で簡単に綺麗に取付出来ます。
もう組立ってしまいました。 さあインレタです。
IMONのL001、003,007,009の4種類を使います。
定員96名を転写してから「札サウ」の札だけを転写します。
「札ムロ」・・・室蘭にしたいのです。
カタカナの「ム」を切り取ってメンディングテープで希望の位置に留めます。 それをシャープペンで転写します。
同じく「ロ」を留めて転写します。
(此処に見えるIMONカプラーHO-101ですが、左側肉抜きの穴の中を黒く残して錆色を塗る正しいドレスアップをしてあります)
換算 積3.5 空3.0 の表記をメンディングテープで留めて
ちゃんと擦れる位置から擦って転写します。
この場合、ビデオテープに右手を置いて「佳い高サ」を出しました。
インスタントレタリング、クロマチック等の転写には「ボールペン等」と書かれていますが、シャープペンの方が「佳い」です。
IMON製品、工房ではシャープペンで転写しています。
「ネームランド」で「ネーム」を剥がした後の裏紙のつるつるの面を転写済み文字に当ててシャープペンで転写の時より少し強く擦って『きちんと』転写を固定します。
IMONのこれらのレタリングは「クロマティック」なので余り強く擦ると文字が崩れるので注意が必要です。
普通のインレタは「固体インレタ」とするとクロマティックは「液体インレタ」のように私は感じています。
クロマティックは比較にならないほどよく転写できますが、面積当りは原価が高いです。
面倒くさくて「形式番号」はさっさか貼ってしまいました。 真ん中からずれたァ・・・
丁寧にやらないとイカンですね。
小さい宝石用10倍ルーペと比べてもこんなに小さい端面の「形式オハ62 自重××t」という表記に使う「形式、自重」の文字です。
このルーペは絶対に必要です。 IMON各店で同一ではないですが同じ10倍ルーペを売っているはずです。
固定して転写します。
L007「形式・自重・全検」から切り取って組み立てていきます。
私としても初挑戦でやって見ます。
形式オハ・・・・ハの半分が転写できていません・・・
形式オハ62
自重まで転写しました。
出来は・・・・40点(もっと頑張りましょう)
全検表記も貼りました。
本当はデッキ内塗装もするべきでしょうが今回やる気が出なくて「このままでいいや」です。
軽くてよく走る客車が一台手元に出来上がり
ましたが、
実は、
二重窓内側窓枠の色はこれでは間違いで、車体外装色でなくてはいけない様で宿題が残った形になりました。