大飯原発再稼働

2012-06-09 | 政治・経済
昨日嫌なものを見てしまいました。

NHKのニュースです。

野田総理による大飯原発再稼働決断を報じるとともに、

「世論調査によりますと云々」

「独自に実施した周辺自治体首長に対するインタビューによりますと云々」
と、
原発再稼働はとんでもない暴挙であると主張しています。

テレビ朝日『報道ステーション』の影響を受けたのでしょうか。 もはや“報道”を捨てています。


テレビ朝日の『報道ステーション』は実態として“報道”を捨てて主義主張発表に重点を置いている番組で「ニュース」と言うよりも「ニュースを題材にした古舘伊知郎によるワイドショー」ですから「仕方ない」としてもNHKのニュースが“報道”を捨て“自分の意見を主張する番組”になるのはとんでもないことです。

かねてから日本のマスコミがポピュリズムを煽る「日本の癌」として言われてきましたが、NHKにそういった勢力がのさばっているとしたら由々しき大問題です。

“狂気”はNHK全体ではないと信じていますのでその自浄能力に期待したいと思います。




「原発再稼働の是非」は多数決で決めてよい問題ではありません。

「原発再稼働反対」という「お気楽」な多数(見ていれば判りますが生産に従事していない人が多いです)に対して「原発再稼働賛成」または「原発再稼働やむなし」という人は「真剣」です。

日本は危ないところに来ています。

『大失職時代』(←これは私の言葉で、最近『大失業時代』という言葉が一般的に見られるようになってきて葬り去られる寸前です)をあっという間に招かないためにも日本人の大人は一丸となって日本人全体の生活を守らなくてはなりません。

(もちろん原発の有無に関わらず『大失職時代』はやって来るかもしれません)




長く書くのは嫌なので要点に絞って続けます。




昨日新幹線の中で「高速増殖炉もんじゅ」について予算を使用して前進というニュースを見ました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E9%80%9F%E5%A2%97%E6%AE%96%E7%82%89

これは如何なものかと心配です。
私は原発は反対です。(理由は廃棄物が処理できないから)
廃棄物を作ってしまう前にもう一回利用しようということなのかもしれませんが、原発は上手にフェードアウトする方向に行きたいものです。

心配です。






原発は発電コストが安いというのは本当でしょうか。

中進国で原発をどんどん建てて生産コストで日本の工場が不利になったら嫌ですね。

核廃棄物や汚染の恐れは地球的な課題ですから『発電コストが安い』とは納得できません。






野田総理は立派だと思います。

私はポピュリズムの塊のようなマニフェストを使ったから民主党は大嫌いです。

たとえ『反対』の声が大きくとも、日本人の為に原発再稼働を実現させようとしている野田総理は尊敬に値します。

原発は建ててしまいました。

それを怖いので廃炉にするとなれば『天罰』が下ると思います。







女川原発は巨大地震によってどのような影響を受けたのでしょうか?

あまり報道されていないですが「大地震」に原発が耐えられるかどうかについては実に重要な調査対象だと思います。





関東地方においても夏の電力不足には油断なく備えなければなりませんね。





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