♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■愛は非売品だが

2009年04月20日 | Weblog

世の光の時間です。 お元気でしょうか? 村上宣道です。 

 あのう、変わった本の題名でですねえ『生協の白石さん』という本、これが何と93万部も売れたっていうんでお読みになった方もいらっしゃるかもしれませんけれども。この方はですね、東京農工大の生協に勤務しておられた白石さんという方が利用者アンケート用紙にですね、一言カードというのを用意しておられて、それに書かれた要望とか質問に対して真面目にしかもウィット溢れる回答で話題となってですね、それが『生協の白石さん』というタイトルで出版されたということなんですねえ。

 で、その問い合わせの一つにですねえ、「愛は売っていませんか?」と、あったそうなんですよ。 で、その回答に白石さんは、「愛は非売品です。もし売っていたら何かの罠かもしれません。」と答えていらっしゃるということなんですけれども、まあ面白いですねえ。 「生協は何でも売っているって、愛は売っていませんか?」っていう、それに対して答えも「愛は非売品です。もし売っていたらそれは・・・」というようなね答えも面白いなと思うんですけれども。 しかし本当に人々はやっぱりこう、愛が欲しい、まさか買えるとは思わないけれど、ほんとにもし愛が売ってたらというふうな気持ち、それは分からないことはないような気がいたしますよね。でも愛というのは売ったり買ったりできるようなものではありませんよねえ。 

 聖書の中に、「愛には偽りがあってはならない。」(ローマ人への手紙 12章9節 口語訳聖書)ということばがあるんですけれども、愛は非売品、もちろん。そして愛はいわゆるその偽りということばはですねえ演技というふうに訳すことができることばなんですけれども、愛は演技であってはならない。でも皮肉なことに愛というテーマほど芝居化されているって言いましょうかねえ演技されているテーマはないんじゃないかなあ、というふうに思いますよね。

 で、どこまで演技なのか、どこまで本物なのかが区別がつかないような状況の中で、しかしぜひ知っていただきたいですよねえ、聖書の中で、「ここに愛がある。」(1ヨハネ 4章10 節 口語訳聖書)、「ここに愛があります。」(新共同訳聖書)ということばがヨハネの第一の手紙の中に出てくるんですけれども、聖書こそが私たちに対する神様からのラブレターだ、ということをぜひ知っていただいて、その中に本物の愛は何かということをはっきりと書かれている、という。 そしてその愛を知ることによって、その本物の愛を生きることができるようになるんだ、ということですね。 神様からの愛のじつはラブレターである聖書を手にしてまことの愛を見い出して欲しい。 そう思います。 


 ( PBA制作「世の光」2009.4.20放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-
2196 へ
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