♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神の約束とアブラムの信仰 / 羽鳥頼和

2018年02月17日 | Weblog
2018/1/13放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。今日は旧約聖書の創世記12章からアブラムへの神の約束についてお話します。アブラムは神によってイスラエルの先祖となった人です。神はアブラムに言われました。
「あなたはあなたの土地を離れて、わたしが示す地へ行きなさい。そうすればわたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとする。」(創世記12章1節、2節参照)

 神はアブラムを祝福すると約束してくださいました。祝福の約束をいただいたアブラムは、神が言われた通りに、自分の住んでいた町を出て、妻のサライと共に神の示された地に行きました。そこに着くとアブラムは神のために祭壇を築き神を礼拝しました。

 ところがその地で飢饉が起こりました。それでアブラムはしばらくの間エジプトに滞在することにしました。エジプトに着くとアブラムは妻のサライに願いました。「エジプト人は綺麗なあなたを見ると私を殺してあなたを奪うだろう。すべてのことをうまく運ぶために、どうか私の妹だと言ってくれ。」案の定、サライを見たエジプト人は綺麗なサライを見るとエジプトの王ファラオにサライを勧めました。こうしてサライはエジプトの宮廷に召し入れられたのです。アブラムには多くの家畜などが与えられました。すると神はファラオに災いをくだされました。神は災いによってファラオにサライがアブラムの妻であることを教えられたのです。サライがアブラムの妻であることを知ったファラオは嘘をついたアブラムを厳しく咎めました。しかしアブラムには神がついていると感じたファラオはアブラムに処罰を与えないで、ただエジプトから出て行くように命じたのでした。神はアブラムを守られました。そしてこの失敗はアブラムの信仰の姿勢を正しました。アブラムはエジプトを出た後、前に祭壇を建てた所に戻り、再び神を礼拝したのです。

 明日は日曜日です。教会では神に礼拝をささげます。祝福の約束を受けたアブラムが神を礼拝したように、私たちも神を礼拝しましょう。お近くのキリスト教会にいらしてください。
(PBA制作「世の光」 2018.1.13放送でのお話より )
 
***

このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。。携帯からもこのURLでどうぞ。

***

東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

***

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■天のお父様 / 関根弘興 | トップ | ■彼らの不信仰に驚かれた /... »