♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■ イエス・キリストはすべての人の主です/ 羽鳥頼和

2011年06月18日 | Weblog
2011/6/18放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。

 聖書にローマの軍人であるコルネリオという人が出てきます。彼は敬虔な人で、神様を恐れかしこみ、ユダヤ人達に多くの施しをして、いつも神様に祈っていました。神様はこのコルネリオに救い主イエス様のことを不思議な方法によって教えられました。

 神様はまずコルネリオに御使いを遣わしました。御使いはコルネリオに「使徒ペテロをあなたのところに招きなさい」と言いました。続いて神様は夢によってペテロにも、「コルネリオに会うように」と命じました。このように神様のお膳立てによって二人は会うこととなりました。

 コルネリオはペテロに、神の御使いが現れた時のことを話ました。そのことを聞いたペテロはこう言いました。「これで私ははっきりわかりました。神は偏った事をなさらず、どの国の人であっても神を恐れかしこみ、正義を行う人なら、神に受け入れられるのです。このイエス・キリストはすべての人の主です。」(使徒の働き10章34-36節参照)

 神様はこのようにしてイエス・キリストはユダヤ人だけでなく、ローマ人にもすべての人にとって救い主であることを教えられたのです。そしてペテロはイエス・キリストのことをコルネリオに伝えました。イエス様は良いわざを行ったのに人々はこのイエス様を十字架にかけて殺してしまったこと。しかし神様はこのイエス様を三日目によみがえらせたことを語り、そしてこの方イエス・キリストを信じる者は誰でもその名によって罪の赦しが受けられる、と教えました。

 コルネリオはイエス・キリストを信じて、ペテロから洗礼を受け、クリスチャンとなりました。コルネリオは良い行いをしている人でした。しかし神様は良い行いによって彼を救うのではなく、イエス・キリストを通して救いの道を用意してくださったのです。コルネリオはそのことを信じて救われたのです。

 あなたもイエス・キリストを信じ、神様の備えてくださっている救いの道に入りましょう。

 明日は日曜日です。ぜひ教会にいらしてください。神様はあなたを待っておられます。

  聖書のことば

  あなたがたは、恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。それは、自分自身から出たことではなく、神からの賜物です。行ないによるのではありません。だれも誇ることのないためです。
           エペソ人への手紙2章8節、9節

  ( PBA制作「世の光」2011.6.18送でのお話より )

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