♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■ 福音を信じよう / 関根弘興

2011年06月27日 | Weblog
2011/6/27放送


 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 聖書が語る「福音」とは一体何でしょうか。それはすべての人が必要としているもの、それを聞き、受け入れることによって勇気づけられ希望が与えられるもの。ま、普遍的にですねえ人が求めているものなんですね。それは突き詰めねば、「赦しと命」ということなんです。

 そしてこの福音は誰によってもたらされたかというと、イエス・キリストによってもたらされました。イエス・キリストは公の生涯に出られた時、開口一番こう語られたんです。
 「時が満ちた。神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい。」(マルコ 1章15節参照)と。

 三つのポイントから話されたんですね。

「時が満ちた」とはイエス様ご自身が旧約聖書で約束された救い主で、この救い主が世に現れるその時が来たという意味です。

 そして「神の国が近づいた」と語りました。これは真実な神様の支配があなたの人生に到来するという意味にとっても良いと思うんですねえ。ま、人はいろんなものに支配され生きています。物に支配されていれば、物さえあればいいということになるでしょう。何かの欲望に支配されていれば、欲望を満たすために人を傷付けても何とも思わなくなるでしょう。自分自身に支配されていれば、それはちょっと頼りないかもしれませんね。逆に見栄を張って高慢な生き方になるかもしれません。誰もが何かに支配され生きているのです。ですから何に支配されているかは人生の大問題なんです。もし真実でそして愛に満ちた神様があなたの人生を支配しているとするならばそれは最善な人生だと思いませんか?

 でも神様は正しい正義なる神様です。一方私たちは正しいことはしていますけども心を見つめると自分勝手で神様に背を向けて生きているようないわゆる罪あるものだということが分ると思うんです。ですからイエス・キリストは三番目のポイントとして、「悔い改めて福音を信じなさい」と語られたんです。「悔い改める」とは方向を変える、向きを変えるということなんです。「神様なんかいるものか」という態度から「神様ごめんなさい、神様を見上げて生きていきます」という人生の方向転換なんですねえ。人生の方向転換が「悔い改め」。その方向を変えると何が見えてくるかというと福音が見えてくるんです。

 福音とは良き知らせです。それを突き詰めると赦しと命です。あなたの心の罪が赦され、死を打ち破る命が与えられるというニュースです。この福音はイエス・キリストによってもたらされました。キリストの十字架の死と復活によってこの赦しと命は信じる一人一人に今もたらされているんです。

 (PBA制作「世の光」2011.6.27放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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