だいぶ前の話なのですが・・・。私の知り合いの社会保険労務士から電話があり、仕事を依頼されました。給与計算や諸手続は、その社会保険労務士がやるとの事。私は、特殊な仕事を担当する事になりました。
社長さんにも会い、添付書類のデータが出次第、電話をいただくこととなりました。スポットですが、10万何がしのお金がもらえる、いわゆる美味しい仕事だったのですが・・・。
ある日、顧問社会保険労務士から電話。仕事の延期依頼です。理由が「社長が体を壊されて入院された。」との事でした。
そして数日後。会社は解散したとの事。その理由が「社長がお亡くなりになった。」でした。
その会社は、建設工事業でした。そして話を聞いてみると、仕事のほとんどが社長の「つて」で確保されてきたらしいのです。つまり、「社長がお亡くなりになった。」=「つてがなくなった。」と言う事ですね。それで、会社を解散せざるを得なくなったらしいのです。
それと似たような事が、最近ありました。某社社長より、「めまいがして自動車を運転できない。」という電話がかかりました。私は、メニエール病を疑いましたが、耳鼻科に行くとメニエールではないと言われたとの事。耳鼻科いわく「脳疾患だとまずいので、内科に行ってくれ。」
私は他の仕事をキャンセル(次日に回しました。)して、社長を病院にお連れしました。MRI等の検査で出た結果が、「神経性のもの。疲労から来た自律神経失調であろう。」でした。(脳血管はきれいなものだったそうです。)
この会社は、製造業で、営業をしているのが社長のみ。もし社長が倒れたら、会社は立ち行かなくなるでしょう。つまりは、前述の会社と何ら変わりはないのです。
どちらの会社にも欠けていたのが、社長の代わりができる人材です。つまりは、ある意味でのナンバー2ですね。
やはり、社長には健康に留意するとともに、早めにナンバー2を育成するよう心がけていただきたいと思います。