小ネタ集２５。 （労働保険事務組合の事。）

　労働保険事務組合の年度更新に着手した。私は、あまり組合には入れない主義なのだが、それでも数軒やらなければならない。普通の年度更新と違い、労働保険事務組合の年度更新は締め切りが早いので大変である。

　中には何度催促しても、給与台帳を出してこない会社もある。また、集計をしてこない会社もある。まあ、エクセルでソフトを組んでいるから、集計に時間はかからないのだが。

　今年は、４月５日までに終わらせたいと思っている。


　その次には、労働保険保険料の振替が待っている。今は、全部、銀行振替にしているので楽なのだが、以前は、振込みだったので大変だった。とにかく振込みが遅れる会社は、何月も遅れてしまう。それも、大体同じ会社が遅らせる。

　あまりひどい会社には組合を辞めてもらっているし、私との付き合いも同時に止めてもらっている。個別加入までは指導するんだけどね。たいてい、放っておくと入らないから。


　今回、組合から２軒、外れる事になった。一軒は私の仕事からも完全に外れていただく。私の仕事のルールから外れた会社は、私が仕事をする価値のない会社だと思っている。

　もう一軒は、特別加入をはずしたい・・・との事である。「私は事故はしない。」そうだ。私の方は組合でも個別でもかまわない。ただ、役員が事故や怪我をしたら、自己責任で治療していただくと言う事でしかない。社会保険の被保険者が６人いるから、どうしようもない。ただ、同意書は取っておこうか・・・と思う。「特別加入を外れるのは自分の意思であり、労災事故による傷病が社会保険には担保されない事も承知の上です。」とでも書かせるか・・・。　

就業規則は進化する。

　「はやまるろうむ」さん。「辞める理由３。」に関するコメント、ありがとうございました。

　「就業規則シリーズ」ですが・・・。就業規則については、事あるごとに触れていこうと思います。就業規則は進化しますからね。

　トラブル防止のために進化する・・・最近、実務上、増えてきているパターンです。会社で、労務管理上の問題が起こり、その再発防止のために就業規則を変更する・・・と言うパターンですね。

　法律に違反しないように進化する・・・この前、昭和４５年の就業規則を見せていただきました・・・。化石ですね。こう言う就業規則は、本当の意味での就業規則ではありません。なぜならば、就業規則の条文が労働基準法等の条文に置き換えられてしまうからです。
　また、４月から育児・介護休暇の条文を改正法に合わさなければなりません。看護休暇も加えなければなりませんし。

　会社の成長に合わせて進化する・・・会社が大きくなると、就業規則も変えていかなければなりません。組織が複雑化しますし、仕事も分化していきますからね。

　就業規則は社会保険労務士の仕事の中でも重要度が高いです。このブログでも、いずれ新シリーズをやりたいと考えています。