新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

出そびれて

2020年07月03日 20時10分29秒 | 写真と俳句

   出そびれてこれで三日目夏落葉    ひよどり 一平

  (でそびれてこれでみっかめなつおちば)

   ・・・・・・・

 もともと私には、支障がない限り、カメラを持参して出歩く習慣があった。

 しかしここのところ、その習慣が消えていた。コロナの所為かもしれない。

 今朝は激しい雨の予報だった。それをいい口実にして、家でゴロゴロ。

 しかし昼が過ぎても、空は明かるかった。

 夕刻近くなって、やっと雨っぽい風が吹き始めた。やはり雨かもしれない。

 まだ左の胸には、不気味な痛みが残っていた。

 

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山の音

2020年07月03日 00時11分22秒 | 写真と俳句

   青羊歯やあれは確かに山の音    ひよどり 一平

  (あおしだやあれはたしかにやまのおと)

   ・・・・・・・

 『木の葉から木の葉へ夜露の落ちるらしい音も聞える。

  そして、ふと信吾に山の音が聞えた。

  ・・・

  廊下の下のしだの葉も動いていない。・・・やはり山の音だった。

  ・・・ 音はやんだ。  

  音がやんだ後で、信吾ははじめて恐怖におそわれた。死期を告知されたのではないかと思われた。』

 上は川端康成作「山の音」(昭和29年刊行)の中の一部だ。

 ・・・・・・・

 つまらないことをしたため、大袈裟に転んでしまった。

 背中を打ったのに、背中よりも胸が痛い。どうしたものだろうか。

 しかし、お医者に行くほどのものではないと思っている。

  

    

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