杉菜生ふ遠慮会釈は埒のほか ひよどり 一平
(すぎなはうえんりょえしゃくはらちのほか)
・・・・・・・
♪ 土筆誰の子杉菜の子 ♪ という童謡があったように思う。
不勉強で申し訳ないが、そのほかの詩は知らない。
歳時記によれば、杉菜はトクサ科トクサ属でシダの仲間とか。
杉菜は土筆が姿を消す頃、同じ地下茎から生えてくるとのこと。土筆は胞子茎、杉菜は栄養茎と呼ばれるが、養分が豊かだと杉菜ばかりが茂り、養分が乏しいと土筆が沢山生えるのだそうだ。(角川俳句大歳時記による)
とすれば、「土筆が杉菜の子である」という童謡は、どうなのであろうか。私の記憶が違っているのかもしれない。
・・・・・・・
今日は朝から雨模様。風も少し出てきたようだ。数千歩ほどは歩きたいと思っていたのだが、すっかり出足を挫かれた。
怠惰な一日にしようと思う。