新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
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支配の構図は変わらない

2010年04月27日 07時24分27秒 | コラム・エッセー

 普天間基地問題で、日米がギクシャクしている。

 いや、実のところ、どのようになっているかは見えない。

 沖縄県では大きな運動になってきている。

 先日の党首討論で、谷垣総裁が、

「鳩山総理が煽ったから大きな問題になった!」、と問いつめたところ、鳩山総理は、

「私は煽ったつもりはない。現行案では、もともと上手く行くはずがなかった」

 と答えていた。

 現行案に対して、現地ではどのように思っていたのだろうか。

「基地は危険。どこかへ移転してくれ!」

 これが素朴な現地の感情だったろう。

 その感情を乗り越えて、現行案が出来上がっていたと思うので、やはり、「民主党のマニフエストが沖縄感情に火をつけた」とも思える。

「成田闘争」の経緯を考えると、私にはよく分からない。

 いずれにしても、日米関係にヒビが入ったことは事実だ。

 仮に5月決着が出来なかったり、現行案に近い決着になれば、鳩山内閣の命運は尽きると思う。

「その次は?」となるが、民主党内閣になることは必然であり、民主党議員の2/3を支配している小沢幹事長は、そのまま居座るに違いない。

 つまり、参議院選挙が済むまでは、小沢支配が続くことになる。

 そんなことを考えたとき、次の総理は自ずと決まってくるようだ。

 これが真の民主主義なのだろうか。

 別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。

 ご覧いただけると嬉しいです。

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コメント (6)
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