新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

危ないぞ、日本

2010年04月08日 07時28分00秒 | コラム・エッセー

 アメリカのハラが、露骨に見え始めた。

 ここまで見せられないと、鳩山内閣は分からなかったらしい。

 小沢幹事長は、証人喚問や参考人招致に関し、「アメリカから招待されているので、時間的な余裕がない」と言って断っていた。

 その上、「オバマ大統領との対談」を、訪米の条件にするとも豪語していた。

 そんなアメリカであろうはずがなかった。

 普天間の処理に関し、アメリカが「ノー」と言っている。

 ワシントンで開かれる「核安全サミット」でも、オバマ・鳩山会談は拒否されたとか。

 そこまでやられないと、アメリカのハラを読めない日本。アホじゃないか。

 いくら「対等だ」とか、「ノーと言える日本」と言っても、今さらどうにもならないのだ。

 日米安全保障条約に関し、日本は従属的なのだ。

 我慢をするしかない。

 憲法九条を誇りにしているかぎり、アメリカと対等ではありえない。

 経済繁栄のみに突っ走ってきた結果だ。自業自得と言える。

 このままでいいのか?

 このままの日本では、アメリカの属国的な存在だ。

 脱却しなくていいなら、今までの路線で過ごせばいい。

 しかし、いずれはアメリカの都合で捨てられる。その危険性は十分にある。

 真に対等な両国関係を確立しなければ、日本は中国に売り渡されるかもしれない。

 ポイントは、安全保障と経済だ。

 焦らずに、しかし方向性をしかと見定めて、進むしか日本の残る道はない。

 かなり遅れてしまったが、まだ間に合うかもしれない。

「密約があった!」とか、「東アジア共同体構想」とか、「普天間の国外・県外」を声高に言っているだけでは、残念ながら通用しない。

 この屈辱を跳ね返すには、今のところ、「真の同盟」を進めるしかない。

 その上で、まさに、「真の独立国」を指向しようではないか。

 自分の国を自分で守る気概がほしい。

 その国家観を元に、戦略・戦術を樹立すべきなのだ。

「血を流そう!」と言っていない。誤解のないように!! 

 別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。

 ご覧いただけると嬉しいです。

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コメント (8)
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