4月22日の午前0時ごろ、中国海軍の艦艇10隻が、沖縄本島と宮古島の間の海域を、太平洋から東シナ海に向けて通過した。
演習を終えて、帰投する途中のようだ。
この艦隊は、4月10日に同じ海域、東シナ海から太平洋に進出し、活動中であった。
ここのところ、中国海軍は能力がアップされ、さまざまな演習を繰り返している。
日本側の統合幕僚長は22日の記者会見で、「ここ数年、中国鑑定の活動は活発。能力をアップしてきている。引き続き監視し続けたい」と述べたと言われている。
中国は太平洋を睨んで、着実に軍事強化を進めている。
何故なのか?
真意は太平洋への進出であることは言うまでもない。
それら中国艦隊の艦載ヘリコプターが、日本の海上自衛隊の護衛艦に、2度も異常接近をしてきた。
意図的な示威行為と理解出来る行動だった。挑発行為でもある。
それに対する日本の弱腰には驚く。
外務省の抗議は遅れ、鳩山首相にいたっては、日中首脳会談において取り上げなかった。
日米安保条約に綻びがでているので、中国はさまざまな実験を始めてのではないか。
「何を仕掛けても、今の日本は反発出来ない!」
中国の見方なのだろう。
堂々たる日本になれるのだろうか。
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