農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

多古・桜宮自然公園内天井田不耕起湛水11年目

2015-08-03 09:19:38 | 日本不耕起栽培普及会

2004年から不耕起湛水の米作りを始めて3セ、3セの2枚から始めている。そのうち1枚は満月モチで、イベントように作っているが自家採種を繰り返しているが、多古のこの地に適応して収量は40,50キロ程度であるが,光線50パーセントの山間だからほどほどである。昨年の秋3本の南側の木を切ってもたったので多少改善された。水は湛水ではあるが完璧ではない。でも日本アカガエル、シュレーゲルアオガエルも産卵するし、昨年あたりから光合成細菌を流し込んだらアカウキクサが生息をはじめた。雑草は軽い拾い草で特にイネの栽培期間にはわずかで、今年はコナギも消えた。昨日田植え後始めて中に入ったらヘラオモダカとホタルイが10株程度であった。肥料関係は切わらを秋水田に戻し、もみ殻堆肥と棚倉のミネラル、それに光合成細菌などを植え付け時に散布している。もう1枚の3セは3年前から植木屋さんに貸してそこではいのちの壱をつくっている。作業をできるだけ分散させ体験的なものにしている。私のかかわる水田は30aになるが小麦ー大豆畑に3セと減反部分もある。不耕起栽培を勉強したい、体験したい人があれば連絡ください。写真は畦まわりの草を刈ってくれている大木さんの写る満月モチ、イネアオムシの蛹、アカウキクサが自生する水田、雑草でヘラオモダカ、ホタルイです。