農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

小動物が安心してすめる環境が鳥にも伝わる

2014-03-05 06:23:48 | 日本不耕起栽培普及会

根穴構造やグロマリンの存在が不耕起栽培の持続で形成されることであるが、結果として植物プランクトン、動物プランクトンの安定した生活空間を確保し食物連鎖で水田における頂点である鳥が日常的に彼らの生活の場になる。藤崎水田ではふゆには以前からタシギがやってくる。本来1ヘクタールに3,4羽が常識といわれるが、藤崎水田では40アールの水田に20,30羽が当たりまえである。コハクチョウもすでに10年前から飛来が確認され冬のお客様として愛鳥家のアングルにおさまっている。

切りわら、切り株そこにトビ虫の存在、それらが藻類を形成する。意外と単純なサイクルが作用しているように考えられる。