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高良候補が大勝した原因は自民党県連にあり
第25回参院選は21日、投開票が行われ、沖縄選挙区は22日午前0時半現在

高良鉄美候補(65)29万8571票
安里繁信候補(49)23万4859票

であり、約6万票差の大差で辺野古移設に反対の高良候補が勝利した。

翁長前知事が辺野古移設反対で当選し、翁長前知事の死去による知事選でも辺野古移設反対の玉城デニー氏が圧勝した。そして、県民投票で辺野古埋め立て反対票が7割を超えた。辺野古移設反対を掲げる候補者が勝利するパターンになっているのが沖縄の政局である。
辺野古移設反対の主張を覆して辺野古移設容認の民意を作り出していかない限り、自民党県連の候補者が当選するのは困難である。自民党県連は左翼の移設反対理由の欺瞞を暴いて、辺野古移設こそが唯一であることを県民に理解させていく努力をしなければならないのに努力を全然していない。安里氏が落選するのは当然である。
安里氏と高良氏の辺野古移設に関するコメント。


安里氏は県民投票で辺野古移設反対の民意が示されたことを認め、埋め立て承認に瑕疵がないことも述べて埋め立ても認めている。それに普天間飛行場の運用停止が切れていると辺野古反対派が流したデマを信じている。「一日も早い閉鎖」は左翼がしつこく主張していることである。辺野古移設をしない早期閉鎖はないことを安里氏は知らないようである。安倍首相が「辺野古移設が唯一」と言っていることを安里氏は理解していない。そんな安里氏なら辺野古移設では左翼の主張に敗北するのは当然である。敗北は落選につながる。県民が理解できる反論を高良候補にやるべきであった。

高良候補への反論
 辺野古飛行場の滑走路は1000メートル短くなるから普天間飛行場より小さくなる。高良氏は「これ以上米軍基地が集中すること許されない」というが、辺野古移設は基地の縮小であって「これ以上集中」には当たらない。
 高良氏は辺野古移設が「東アジアの緊張緩和の動きに逆行する」というが、辺野古移設をしなければ普天間飛行場が固定化するのだから緊張緩和に逆行するということにはならない。
 北朝鮮が核開発をしないということは緊張緩和につながるが、中国は軍事力強化に動いている。東アジアが緊張緩和に動いているというのは高良氏の間違いである。
 高良候補が指摘する通り県民投票で辺野古反対の民意は示された。しかし、県民投票には法的拘束力がないことを投票前に明らかになっていた。高良候補は憲法学者である。法的拘束力がないということがどういうことか知っているはずである。法的拘束力がないということは県民投票で決まった民意は辺野古問題になんの影響も及ぼさないということである。憲法学者ならこのくらいのことは常識以下のことであり、高良候補が知らないはずはない。それなのに民意が無視されていることを強調して民意を(政府)に示し(政府)の断念を強く求めていくというのである。強く求めても法的拘束力のない民意は政府に無力である。法の専門家なら常識である。法の常識を無視する憲法学者の高良候補なのだ。憲法学者である前に左翼活動家である。
 
 左翼に反論できないのが安里候補であり自民党県連である。
 そもそも辺野古移設に全然興味がなかったのが自民党県連である。興味がなかったから辺野古について全然調査をしなかった。だから、辺野古の海、大浦湾が汚染されるという左翼の嘘を信じていた自民党県連は辺野古移設に反対していた。安倍政権が辺野古移設しかないと述べても自民党県連は無視した。左翼の辺野古移設反対に同調していた自民党県連である。安倍政権が主張するように辺野古移設が正しい選択であることを丁寧に説明すれば左翼に勝てるのにそれをしなかったのが自民党県連である。
 安倍首相は「宜野湾市民の危険性を除去するための辺野古移設」「辺野古移設が唯一」を何年も前から言っている。ところが自民党県連は安倍首相に耳を貸さなかった。むしろ左翼の辺野古新基地建設反対の主張に耳を傾けていた。

 県民投票で辺野古埋め立て反対が7割を超え、デニー氏が知事選に勝利し、衆議院補選で屋良氏が当選、そして参院選で高良氏が当選したのは自民党県連が辺野古移設に真剣に取り組まなかったからであり、そのために左翼の巧妙な嘘を県民が信じたからである。
 辺野古移設反対の左翼と闘っているのは自民党県連ではない。安倍政権である。辺野古移設反対派が国会議員になっても、知事になっても、県民投票で反対票が多くても、安倍政権は辺野古移設工事を進めていくと宣言し、宣言通りに進めている。
菅義偉官房長官は22日の記者会見で、参院選で辺野古移設反対の高良氏が当選しても、
「普天間飛行場が固定化され、危険なまま置き去りにされることは絶対避けなければいけない」
と述べ、辺野古移設工事を続行することを宣言した。そして、
「地元の理解を得る努力を続けながら一日も早い全面返還を実現し、基地負担の軽減を進めるために全力で取り組んでいきたい」
と述べた。残念ながら自民党県連が菅官房長官に賛同し、安倍政権の辺野古移設を後押しすることはない。知らん振りである。だから選挙に負ける。

辺野古埋め立て工事は進み、来年の夏ごろには辺野古側の埋め立て工事は終わる。埋め立てが終了すれば、辺野古埋め立てに反対している県民も辺野古移設は止められないし、容認したほうがいいと思うようになるだろう。自民党県連が左翼との闘いにそっぽを向けていても、これからは自民党県連に有利な状況に変わっていく。
石垣市、宮古島市、八重瀬町、うるま市が「普天間飛行場の辺野古移設を促進する意見書」を決議した。決議を拡大していくことこそが来年の県議会選に勝てる戦術である。
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