県民投票予算案否決!うるま市議会委

県民投票予算案否決!うるま市議会委
うるま市議会企画総務常任委員会は7日に辺野古米軍基地建設のための埋め立てを問う来年2月の県民投票に関する2562万9千円の補正予算案を賛成少数で否決した。
市議会委で否決したということは県民投票補正予算案を20日から開かれる本会議に提出しないということである。つまり、うるま市議会では県民投票補正案の賛否を問うこともなく無視するということである。当然補正予算案はないし、県民投票をしないことになる。
市議会事務局では20日の本会議で報告し、議員有志から審議の要請があり、審議することになれば採決を行う見通しであると発表した。
左翼系議員が補正予算案審議を要求するはずだから、審議をやり賛否の議決をするだろうが、市議会委で否決されたのだから本議会でも否決されるのは確実である。
宜野湾市議会と石垣市議会は県民会議に反対する案を議決し、県民投票反対の意思表示をしたがそれは意思表示であって県民投票をやらないことの決定ではない。県民投票を実際にやらないためには補正予算を議会で議決ことである。予算がなければ投票箱の設置や、人件費などの資金がゼロになり投票ができないからである。

県は県民投票条例に市町村の義務であると規定しているから、予算を議決しない市町村に技術的助言や勧告などを行うことができると述べ「県民投票は法的な根拠に基づいているから県の是正要求を尊重する義務がある」述べている。それでも補正予算を議決しなかった市町村があった場合に対する法的措置はないと述べている。
市町村議会が県民投票の補正予算を決めなかった場合、県民投票実施を強制するこはできないし罰することもできないということを県が認めたのである。

石垣市議会、宜野湾市議会に続きうるま市議会委が県民投票反対の意思表示をした。糸満市、宮古島市、浦添市、国頭村などの自民党を中心した保守系が与党である市町村が県民投票補正予算案を否決していく可能性が高い。
三市に続く市町村はもっともっと出るだろう。そして、県民投票は破綻する。
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