口の動きをチェックするのはやりすぎだ

国歌斉唱「口動いてない」教員、校長がチェック


 大阪府立和泉高校の卒業式で、国歌斉唱の際、教職員が本当に歌っているかどうかを、校長が口の動きで確認していたことがわかった。
 口が動いていなかった教員のうち、1人が歌わなかったと認め、府教委が処分を検討している。国歌起立条例を提案した地域政党・大阪維新の会代表、橋下徹・大阪市長は「服務規律を徹底するマネジメントの一例」と絶賛。しかし、その徹底ぶりに反発もある。
 同条例の成立を受け、府教委は府立学校全教職員に、起立斉唱を求める職務命令を出していた。和泉高の中原徹校長によると、今月2日の卒業式では、教頭らが教職員約60人の国歌斉唱時の口の動きをチェック。その結果、3人の口が動いていないとして、個別に校長室に呼び、1人が「起立だけでいいと思った」と不斉唱を認めたという。 最終更新:3月13日(火)7時52分

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君が代は天皇の時代が永遠に続くという天皇賛歌の歌であり、民主主義が一番いいと考えている私は君が代の内容を考えればあまり歌いたくないのが正直なところだ。だが、卒業式などの場で意地でも歌わないぞという気にはならない。卒業式は卒業生や保護者のためにある。彼らを嫌な気持ちにさせるわけにはいかない。

国家斉唱の時に席を立たない教師は教師として失格だと思う。しかし、起立をした教師が歌っているかどうかを調べる校長も嫌いだな。歌っているかどうかを、大阪府立和泉高校の校長は口の動きをいちいちチェックしたそうだ。これはやりすぎだ。そんな行為も卒業生や保護者の気持ちを白けさせる行為だ。
こういう権力の笠をきてねちねちと強権を発揮する人間が管理職には居るんだよな。いやな人間だ。橋下徹・大阪市長は「服務規律を徹底するマネジメントの一例」と絶賛しているようだが、ここまでやるとやりすぎでありいじめだ。
この程度なら公にしないで後でこっそりと、次は歌う努力するようにと指導するくらいでいい。こんな管理好きの校長は教育者としてはふさわしくない。国歌起立条例の目的は日教組の政治活動を崩壊するのが目的であり、軍隊のように一斉に起立して一斉に国家斉唱を歌わせるのが目的ではない。

校長が口の動きをみて歌っているかどうかをチェックするのはやりすぎだ。
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