都市型の実弾訓練施設・高良ヘリ゜ット・辺野古移設






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都市型の実弾訓練施設・高良ヘリ゜ット・辺野古移設

三上さんが2年前にQABで放送した番組の映像をフェイスブックで紹介した。その番組では「リポート あれから25年・恩納村民の闘い」の題名で恩納村に米軍が都市型の実弾訓練施設が作ろうとしたが、村民の座り込み闘争で断念させたことを扱っている。

 三上さんの発言と恩納村の実弾訓練施設撤去運動を検討することにする。この放送は三上さんのアナウンサーとしてのQAB最後の出演でもあった。

 三上キャスターの「25年前、恩納村に都市型の実弾訓練施設が作られることになり、村民の24時間体制の抵抗でついに計画を断念させました。当事の映像から壮絶な闘いを振り返ります」のアナウンスの後に恩納村人々の座り込み闘争の映像が流れる。
 1989年10月。早朝から座り込んだ恩納村の人々。



 実弾訓練施設の入り口の道路に500人の恩納村民は写真のように座り込みをした。座り込みに参加したのは老人から若者までいた。特に老人たちは必至であった。座り込みをしながら泣いている老女が何人もいた。彼らにとって座り込み闘争は村を守る闘いであった。
 警官に引き抜かれる時に必死に抵抗した。そして、引き抜かれた老女を警官が腕を抱えて移動させようとすると、「触るな!」と言って警官の腕を振り払い、「自分で歩く!」と言って、警官を振り払いながら歩いて行った。




アメリカ軍の特殊部隊が実弾を使って訓練をする実弾訓練施設は保育所からわずか500mのところに半分以上作られていた。それは基地反対というより村人の命を守る闘いであった。
 恩納村民の村を守るという気持ちの闘いは否定できるものではない。保育所から500メートルくらいしか離れていない場所で実弾訓練をするというのだから、恩納村民が反対するのは当然である。
「地元民が自分たちの村を守る闘いだからすごい誇りがある。闘う一人一人の中にね」
は真実の声である。
阻止運動に参加した瀬良垣健区長は、
「恩納岳は、水や薪をとる母なる山。そこが戦後、実弾を打ち込む訓練場になったのは住民には耐え難いことでした。さらに、新たな施設を作るときき、我慢も限界と立ち上がったのです」。
と述べているように、この戦いは米軍基地反対というより自分たちの生活、命を守る闘いであった。参加している人々のほとんどは恩納村の人たちである。左翼運動家も参加はしているが、闘いの中心にいたのは恩納村民であった。

闘争を指揮した長嶺勇さんは当事の村民は熱く、後ろ向きになる人は一人もいなかったといい、「地元民が自分たちの村を守るって言う戦いでしたから。そこにはすごい誇りがあるわけですよ。闘う一人ひとりの中にね。沖縄の人がそういう想いを行動にさえ移せば勝てると思っている。全く悲壮感なかったですよ」
女性も積極的に座り込んだ。中でも印象的なのは、勇敢なおばあたちの姿。
伊芸トミさん「みんなね。すぐ出られるような格好をして、畑にいようがどこにいようが。きちっと洋服もつけてあっちがブーってなったらもう、夜中であろうが昼であろうが一生懸命いってみんな阻止するって」
三上智恵さんの「怖くはなかったですか?」という質問に、伊芸トミさんは、「全然怖くはなかった。怒りに燃えてるんだから。悔しかった。悲しいということはないけど。今見ても涙が出る」と述べた。

恩納村民の命かけの闘争でアメリカ軍は思うように訓練ができないまま、3年後に施設を撤去した。
恩納村民の運動によって都市型実弾訓練施設を撤去させたのである。三上智恵さんは、「村民は完全勝利したのです」と述べている。

村を守るという思想に批判はしないが、しかし、反対運動に参加した人が警察に「沖縄の方でしょう?戦が来てもいいんですかまたも戦が来てもいいんですか?」と言って警察を非難しているが、沖縄に米軍基地があるから戦争に巻き込まれるという考えは間違っていると指摘しないわけにはいかない。逆である。沖縄に米軍基地があるから戦争に巻き込まれないのだ。現に戦後の沖縄は一度も戦争に巻き込まれなかったし、巻き込まれそうになったこともなかった。
恩納村の人は朝鮮戦争、ベトナム戦争、そして、台湾が米軍の抑止力のために中国に侵略されなかったことを知らない。国々は米軍が強ければ強いほどに米軍を襲うことはしない。米軍は世界最強だから沖縄に米軍基地がある限り沖縄が襲われることはなかったのである。しかし、反対運動に参加した恩納村の人々はそのことを知らなかった。

沖縄の警察が米軍に加勢したことに悔しい思いをした伊芸トミさんは、
「お前たちどこから給料もらってる。おんなじ日本人でしょってこんなに指差して。あっちはまっすぐ。絶対に返事しない」
と述べているが、伊芸トミさんが議会制民主主義を理解していないからトミさんたちを排除する警察を非難したのである。警察は米軍に加勢したのではない。違法行為をしているトミさんたちを法律に則って排除したのである。
 トミさんは自分の行動を絶対的に正しいと思っている。だから、沖縄の警察が自分たちの運動を排除するのは間違っていると思っている。トミさんは国全体が自分たちを支持していると思い込んでいるから、国から給料をもらっている警官が排除するのは間違っていると思い込むのである。しかし、本当はトミさんのほうが国の方針に反対しているのである。国から給料をもらっている警察だから国の方針に逆らい、違法行為をしているトミさんを排除したのである。
 違法行為をしたとしてもトミさんには主張する権利はある。違法行為であっても人間の自由の権利として座り込むことはできる。例え逮捕されても、トミさんが再び座り込みをする意思があれば座り込むことはできる。それは日本人としてというより人間としての行動である。
 トミさんたち恩納村民の闘いは都市型実弾演習施設を撤回させた。議会制民主主義は住民の反対運動を一方的に弾圧すれば選挙で負けてしまう恐れがある。例え住民の反対運動が違法行為であっても、規模が拡大し、排除するのが困難な場合は住民の主張を受け入れる時もある。恩納村では住民の反対を抑え込むのは無理と判断して米軍は都市型実弾演習施設建設をあきらめたのである。
 
 三上智恵さんは都市型実弾演習施設を撤回させた恩納村の大衆運動について、
「日米、両方の政府が決めたからもう仕方がない、と考えずに、ここは子孫に残す我々の土地なんだと堂々と主張する先輩達の姿勢を学びたい」と述べ、高江のヘリパット建設反対運動や辺野古移設反対運動の勝利へと繋げようとしている。でも、都市型実弾演習施設は恩納村民が反対だったが、高江の場合東村長が誘致した。だから二つは性質が違う。

1997年にキャンプ・シュワブ沖の事前調査を名護市が拒否するなど代替ヘリポート問題が揺れ動いている中で、東村の宮城茂村長は24日午後、条件付きで代替ヘリポートの誘致を表明した。あれから19年経過し村長は代わったが、現在もヘリポート賛成の伊集盛久村長である。ヘリポート建設をしたら北部訓練場の半分を返還することになっている。
辺野古移設反対の稲嶺氏が市長選で勝利したので、沖縄二紙や革新は名護市民は移設に反対であると述べた。その理屈からいうと東村民はヘリポート建設に賛成ということになる。
そして、辺野古の場合は地主は賛成しているし、地元である辺野古区民は容認している。それに辺野古移設は普天間飛行場のある宜野湾市民の人権を守るという重要な面もある。
キャンプ・シュワブで反対運動をしている集団は恩納村と違ってほとんどが地元の人ではない。高江もそうである。
三上さんは米軍関係の施設建設ということで恩納村の都市型実弾演習施設反対運動と東村高江のヘリポート建設反対と辺野古移設反対は同じであるように述べているが、米軍関係の施設建設であっても建設の性質が違う。
都市型実弾演習施設は米軍の判断で建設をあきらめたが、高江と辺野古については政府は実現に向けて推進していくしかない。

 高江、辺野古反対活動をしている三上千恵子さんは米軍基地・自衛隊基地反対の思想だけである。沖縄県民の人権や生活の豊かさについては全然考えていない。米軍基地に沖縄県民を巻き込むことに情熱を燃やしている三上智恵さんは重体な沖縄病患者である。

2016/03/18 に公開
平成28年3月17日木曜日に放送された『沖縄の声』。政府と沖縄県との代執行訴訟は­、政府は「辺野古移設が唯一の解決策」、県は「辺野古移設阻止」という互いに譲らない­まま和解成立となった。本日は、キャスターの又吉康隆が「安倍政権の暫定案和解に失望­」をテーマに政府と県の和解について批判していきます。
※ネット生放送配信:平成28年月3月17日、19:00~
出演:
  又吉 康隆(沖縄支局担当キャスター)
※チャンネル桜では、自由且つ独立不羈の放送を守るため、『日本文化チャンネル桜二千­人委員会』の会員を募集しております。以下のページでご案内申し上げておりますので、­全国草莽の皆様のご理解、ご協力を、何卒宜しくお願い申し上げます。
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